個人でできること
アンバサダー
の声

Vol.42 浦野 真理さん

アクセプト・インターナショナルの活動を継続的に支えていただいている「アクセプト・アンバサダー」の声を紹介する本コーナー。

「アンバサダーの声」第42弾は、イベントを通じて私たちの活動を支えていただいている浦野 真理(うらの まこと)さんです。

浦野さん、いつもお世話になっております!初めに、バックグラウンドやご経歴を簡単に教えていただけますか。

現在、合同会社の代表をしています。元々は研究職として、最初は分析機器メーカーで、転職してAI開発のスタートアップ企業で働いていました。

会社員時代、仲間と立ち上げたのがURL(Universal Research Laboratory)というグループで、活動は現在7年目に入っています。ワークショップや読書会、ドキュメンタリー映画の上映会などを開催してきました。

「学び合うグループ」として、立ち上げ当初から一貫して外さないようにしていることが2つあります。「世界全体をみること」と「未来志向」です。

そのような活動をしている中で、私たちの価値観にきっと合うだろう、と知り合いからアクセプトを紹介してもらい、オンラインイベントを共催したのが二年前になります。

ありがとうございます。では、浦野さんがアンバサダーになっていただいた一番のきっかけや続けていただいている理由は何でしょうか?

初めて接したアクセプトのメンバーは河野智樹さんでした。私たちURLが主催するイベントのゲストという形で出ていただきました。

当時まだアクセプトに入って間もない時期の河野さんでしたが、親しみやすい人柄と同時にアクセプトという団体がこれまでどれだけ本気で活動してきたのか、代表の永井さんをはじめメンバーがいかに強い信念を持っているのか、といったことをリアルに感じさせてくれました。

アンバサダーの制度を知ったときに「自分もぜひアンバサダーになりたい」、自然にそう思ったのをよく覚えています。

私には現在5歳と1歳の子どもがいて、仕事に加え育児も大変な毎日です。忙しく暮らしているとスケールの大きなことを考える余裕がないものですが、アクセプトの方と接する度に、忘れている大事なものを思い出し、心を鼓舞される思いがします。

大げさかもしれませんが「生きる意味」とか「命の使い方」などですね。とても励みになっています。

 

温かいお言葉、本当にありがとうございます…!では、これまでにアクセプトにご協力いただいた内容と、その感想なども教えていただきたいです。

これまでイベントのゲストとして前述の河野さんや、海外事業局の山﨑琢磨さんを何度もお招きしてきました。また毎年一回、三日連続の大きなイベントとして開催しているデモクラシーフェスティバルジャパンにも一昨年、昨年と続けてアクセプトのプログラムを立て、国内外に発信しています。

北欧に住む日本人の方から「このフェスで初めてアクセプトの存在を知り、すぐに寄付をした」という話を聞いたことがあります。やはりアクセプトには、知ればサポートしたくなる魅力があると確信しました。

昨年からは、私立の中高一貫校で講座を開いています。中学生や高校生には大人とは違った刺激が伝わっているのを感じます。

アンバサダーとして、もっと知名度を高めることや、活動内容を知ってもらうこと、そして何よりアクセプトの中にいる人たちの信念や生き様のようなものを伝えていきたいと思っています。

 

浦野さんを通してたくさんの素敵な方々に出会えており、活動の輪が広がっていくことを実感しています。そんな浦野さんがこれからのアクセプトに求めるものはなんでしょうか?

強い使命感を持ち続けながら、一般の私たちとの協力体制がより大きく広がっていくといいなと思います。

例えば「アフリカ」「テロ」「ギャング」という言葉は、私たち一般の日本人には縁遠いものです。

しかしながら、アクセプトの中で精一杯活動している方が顔の見える相手となれば、とても近い存在になります(まさに私自身がそうでした)。

一般の人たちを仲間にする強い力がアクセプトにはありますので、接点が増えさえすれば、まだまだ広がるに違いありません。

 

おっしゃる通り、賛同の輪を広げるためには私たち一人ひとりがメディアになる必要があると感じています。最後に一言、読者に向けてメッセージをお願いします!

高い志を持ち続け、危険と隣り合わせの活動をしているアクセプトの皆さんには、より多くの仲間が必要です。現地での活動により集中するためにも、日本にいる私たちが仲間になり、できる形で関わりましょう。

きっとアクセプトの魅力も本気度も、SNSの情報発信ではほんの一部しかわかりません。まず、オンラインイベントに参加して感じてほしいと思います!


浦野さん、この度はインタビューへのご協力、本当にありがとうございました!

実はまだリアルでお会いしたことがない浦野さんですが、団体の深い理解者として常日頃から支えていただき、とても励みになっています。これからも様々なイベントでご一緒できれば嬉しいです!

インタビュー担当:山﨑琢磨

アンバサダーの声