個人でできること
アンバサダー
の声

Vol.2 鶴田 桂策さん

「アンバサダーの声」第2弾は、東京都在住でソフトウェア開発に携わる鶴田桂策さんです。

アクセプト・アンバサダーになったきっかけは何ですか。

今年3月に、たまたま前身である「日本ソマリア青年機構」さんのWebサイトを拝見して興味を持ち、寄付したのが始まりでした。

それまで国際協力に強い関心はなく、学生時代に留学生と交流するサークルに所属したり、バックパッカー的に海外を旅行したりはしましたが、見聞を広めようくらいの気持ちでした。 ギャングの社会復帰を支援することでテロと紛争の解決を目指しているアクセプト・インターナショナルの取り組みを初めて知った時は、「ユニークな活動だな」というのが第一印象でしたが、その後、テロ組織への加入防止や脱退促進という団体の活動は、学生として経済的・立場的・時間的な制約がある中で何ができるかということを真剣に考え抜いた結果のものであると知り、「おお」と思いました。

しばらくたって、インターネットテレビの『AbemaTV』に代表の永井さんが出演されているのを見て、また寄付しようと思ったところ、本制度ができたことを知りました。 日々の仕事がとても忙しい中、はたして大使の名にふさわしい活動ができるのか自信はありませんでしたが、「関心を持つだけでも立派な活動」という永井さんの言葉に押され、参加させていただきました。

アクセプト・アンバサダーとして、今はどのような活動をしているのでしょうか?

まずは「こういう取り組みをしている人たちがいるよ」ということを、知り合いに教えたり、本を差し上げたりするところから始めています。

アンバサダー交流会には二度参加させていただきましたが、とてもアットホームな雰囲気でした。 2回目は知り合いも参加可能ということで旧友を誘って行きましたが、経験のある分野についてメンバーの相談にのるなど、話も思った以上に盛り上がり新鮮で楽しかったと喜んでいました。活動にも興味を持ってもらえたようです。交流会は、メンバーの方々から直接体験談を聞けたり、様々なバックグラウンドを持つアンバサダーの方々と思いを共有できたり、とても貴重な機会だと思うので、アンバサダーの皆様にはぜひ参加をお薦めしたいです。

しかしながら、アンバサダーとして寄付以外に具体的にどんな協力ができるのか、手探りなのが正直なところです。私なりにできるところから始め、時間が許せば交流会や現地活動報告会にも積極的に参加していきたいと思います。「こんな活動はどうでしょう」とか、「こんな風に紹介したら興味をもってもらえたよ」とか、そういった情報をアンバサダー間で共有できたら良いと考えています。

鶴田さんには、ITの専門知識を踏まえ相談にも乗っていただいており、本当にありがたいと感じております。アクセプト・インターナショナルについて、どういった組織になっていってほしいと考えますか。

誰も手をつけない問題だからこそ挑戦する、というのがアクセプト・インターナショナルの一つのテーマだと思います。「誰も手をつけないことには理由がある。普通にやったらうまくいかない」。そこを打開する力をアクセプトさんに感じました。

特にユニークだと思ったのは、加害者とされる側に働きかけていくという点です。本気で解決を目指してこそのアプローチです。継続的な活動の一方で、解決困難とされている分野に取り組み、独自の方法と実行力で先鞭をつけ、ムーブメントを起こしていくような、パイオニア的な存在にもなれるのではと期待しています。

日本の教育分野での活動も来年度実施に向けて準備が進んでいるようですので、注目しています。 学生・社会人・アンバサダーが対話を重ねながら、それぞれのプラス部分が相乗効果を生んでいくといいですね。

最後に、アクセプト・アンバサダーへ興味を持たれている方にメッセージをお願いします。

「アンバサダー(大使)」というと敷居が高そうですが、ノルマやプレッシャーがあるわけではありません。アンバサダーのステッカーを貼ることから、できる範囲の活動を尊重する、というコンセプトのようです。

社会貢献活動に関わるのは初めての私ですが、アンバサダーになってみて、寄付や支援が一方向のものではないと実感しています。関わりの中で、こちらはたくさんの刺激、考えるヒントをもらいます。それを自分のフィールド—仕事でもプライベートでも—に持ち帰って、モチベーションにしたり、アイディアを発展させたりできます。わずかでもお役に立てると思うと、仕事にも張り合いも出ますしね。

興味を持たれたのも何かの縁、共感する気持ちがあれば歓迎してもらえる雰囲気ですので、ぜひ気負うことなくご参加を。

鶴田様、「アンバサダーの声」にご協力頂きまして誠にありがとうございました。私たちの活動にお力添えくださり、本当にありがとうございます。鶴田様が仰る通り、アンバサダーと当法人メンバーが双方に学び合い、問題の解決に向け協力して取り組んでいくことを大切にしているのがアクセプト・アンバサダー制度の特徴です。私たちメンバーも、アンバサダーの皆様から沢山の学びを得て取り組んでまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します。