個人でできること
アンバサダー
の声

Vol.29 猪熊 風友乃さん

「アンバサダーの声」第29弾は、友人でもある当法人メンバーの紹介でアンバサダーになってくださった猪熊さんです。アンバサダーになる前後のご自身の考え方の変化についてお話しいただきました。

はじめに、アンバサダーになったきっかけはなんでしたか?

大学の友人がアクセプト・インターナショナルに所属していて、話を聞いたことがきっかけです。

ギャング組織に加入する人は私と同世代の若者が多いことや、その人たちが置かれている社会的状況ゆえに過激思想や犯罪に染まってしまう場合が多いと知りました。そうした問題への切り口として、「テロや紛争を起こす可能性のある人々」にアプローチし、根本的な問題解決につなげていこうとする姿勢に共感しました。

ちなみにその友人とはアクセプトの存在を通じて知り合ったのですが、今ではとても仲の良い友達です。

ありがとうございます。実際にアンバサダーになってみていかがでしょうか?

具体的には2つ、私の中で変化がありました。

①テロや紛争に対する関心の高まり

②テロや紛争に対する新たな視点の獲得

①について、アンバサダーになると定期的な限定イベントに招待されたり、メールが届きます。イベントに参加し、同じ関心を持った人から伺う意見にはたくさんの発見があり、刺激的です。そうした機会を定期的にいただけるのは、アンバサダーになったからこそだと感じています。

②について、テロリストや過激な思想を持った人を、かつては「加害者」として私は一面的にしか見ていませんでした。彼らの背景を知らず、また国際協力やその支援の対象者として「目に見えやすい被害者」がいたからです。

しかし、アクセプトの活動や支援対象者の社会的背景を知ることで、テロや紛争に対する見方が増えました。というのは、ギャングたちが「ギャングにならざるを得ない環境、過激化せざるを得ない環境」がソマリアやケニア、インドネシアなどにはあり、「加害」「被害」という二項対立では到底語れないと痛感したからです。

この視点を得られたのは、私の中での大きな変化でした。これからも、自分のできる形で応援させていただきたいです。

アンバサダー就任前後で変化があったようで、大変嬉しく思います。では、アクセプトをアクセプトたらしめているものはなんだと思いますか?

「社会で疎外された人々」を対象者としているところがアクセプトの特徴だと思います。

アクセプトが対象としている人たちは、貧困や差別など、その状況により社会から排除されてしまっている。ゆえに過激化しやすく、その輪に一度入ってしまうと抜け出しにくい。つまり社会復帰がしにくいと知りました。そうした人を排除せず、対話という形で社会復帰を促す点こそがアクセプトをアクセプトたらしめているのではないでしょうか。

実際私も、「accept」する対象が社会的に排除されがちな人である点に共感し、定額寄付をしたいと思うようになりました!



ありがとうございます。そういったご寄付に支えられて現在も活動が出来ております。続いて、これからのアクセプトに求めるものは何でしょうか?

「求めるもの」………。もう十二分に、熱いミッションとそれに向けた課題解決方法、そしてアクションをされているように見えます、、、、(笑)。お話を聞くたびに、団体の方々の本気度が伝わってきます。

強いて言うなら、私の目では直接見えない同世代の若い人を「一人でも多く」acceptし、社会復帰にこぎつけていただけたら、と思います。もう活動内容そのままですが(笑)


では最後に一言、何かメッセージをいただけますでしょうか。

アクセプトのロゴがとても好きです。強さと優しさ、明るい未来に向かって前を向く姿勢が感じられるからです。「acceptする」と一言でいっても、とてもチャレンジングなことだと思いますが、今後ともお役にたてたなら嬉しいです!


猪熊様、この度は貴重なお時間、誠に有難うございました。今後も多くの人に紛争やテロに興味を持っていただけるよう、全力で活動して参ります。