Vol.1 田村 明宏さん
アクセプト・アンバサダーになって頂いた方の多くは、毎月の寄付だけでなく多様な活動で通じてアクセプト・インターナショナルの活動を支えて下さっています。どのような方々が私たちの支援者となり、どのような活動をしているのか。「アンバサダーの声」ではインタビューを通じてアクセプト・アンバサダーについて特集していきます。
記念すべき第1弾は、都内に住む会社員の田村明宏さんです。
アクセプト・アンバサダーになったきっかけは何ですか。
アクセプト・インターナショナル代表の永井さんとは大学受験浪人時代からの友人です。彼がソマリアの現状に心を痛め何か行動を起こしたいことは実は前々から知っていました。そんな中、久しぶりに彼に会ったときに、「宝くじに当たったら何に使うか」という話を2人でしました。すると「アクセプト・インターナショナルにお金を使う」と彼は当然のように言い放ったのです。その言葉に彼の本気さを感じ、何か支援がしたいと思い、アクセプト・アンバサダーになりました。寄付金額についてはタクシー3回乗っちゃったんだ、という程度の気持ちで考えています(笑)
ふとした会話からアクセプト・アンバサダーになることを決意されたのですね。アクセプト・アンバサダーとして、今はどのような活動をしているのでしょうか?
寄付で活動をサポートすることに加えて、メンバーの皆さんに会議室の貸し出しをしています。というのも、大勢の人が集まれる会議場がなく困っていると聞いたので、月に一度の全体ミーティング時に大会議室を無料で提供しています。会議室を貸し出すときは私も会議にオブザーバーと参加しており、アンバサダーの立場から意見を言うときもあります。メンバーの皆さんには、今後もこの調子で頑張っていってほしいと思います。
いつもとても助かっています。アクセプト・インターナショナルについて、どういった組織になっていってほしいと考えますか。
もちろん紛争地での活動も大切ですが、国内での活動もきちんと固めていってほしいですね。テロや紛争といった問題に対して一貫して6年間も活動をしてきたという経験とノウハウは、必ず他の場所でも活きます。是非それを発揮していってもらいたいのです。まさに多くの日本人にとって個人的な繋がりのあるここ「日本」が抱えている問題に対して、アクセプト・インターナショナルならではの視点から解決策を提示していくべきだと思うのです。例えば、いじめなどといった人間関係の問題に対しては、「社会から疎外され、取りこぼされた人々」だけでなく、「疎外が起こる原因を作った人」にも目を向けて取り組む必要があるはずです。まさにこれらのポイントで、アクセプト・インターナショナルだからこそできることがあると感じます。ですので、是非とも積極的に国内の問題にも取り組んでもらえたらと思います。海外での活動については、1つの地域にフォーカスした形で数値的な成果をみせてもらえると、支援者としてはとても嬉しいです。評価がとても難しい事業だとは思いますが、だからこそその中で数値化して外部へアピールできるようにするととても良いと思います。
最後に、このサイトを見ている方やメンバーへ何かメッセージをどうぞ!
アクセプト・インターナショナルが掲げている目標は、実に野心的です。テロと紛争を解決するというのです。これまではそれらは無くならないものと考えていましたが、アクセプト・インターナショナルのメンバーたちと話していると、ひょっとしたら難しくとも可能性はあるのではないか、と素直に感じます。だからこそ、私もアンバサダーとして、彼らとともに壮大な目標に向かって歩いていきたいと思います。では、メンバーの皆さん、今後とも一つよろしくお願いします。
田村様、「アンバサダーの声」にご協力頂きまして誠にありがとうございました。会議室の貸し出しに加え、私たちの活動を客観的に分析したうえで適切なアドバイスをくださり、いつも助かっております。私たちもアンバサダーの田村様とともに、前に歩いていこうと思う所存です。今後ともどうぞよろしくお願い致します。