Vol.67 石橋 あゆみ さん
私たちの活動を継続的に支えていただいているアクセプト・アンバサダーの声を紹介する本コーナー。
「アンバサダーの声」第67弾は、石橋 あゆみ(いしばし あゆみ)さんです。

石橋様、今回はお忙しい中インタビューをお引き受けくださりありがとうございます。 まずは、バックグラウンドやご経歴を簡単に教えてください。
高校で調理師免許を取得後、都内のベーカリーに就職。その後結婚・出産をし、いま現在子どもが1人います。
ワンオペ育児をしつつ平日は都内の保育園で給食やおやつを作ったり、食育活動をしています。
趣味はタヒチアンダンスとアウトドア!料理!
週一回のダンスレッスンで汗を流したり、イベントに参加して皆んなとステージで踊っています。来年は現地タヒチに出向いて、外国人向けのダンスコンペに挑む予定です!
基本お休みの日は子どもと2人で公園やら動物園やらお出かけしています。高尾山登山も近々挑戦しようかなと密かに作戦を練っています。(にやり。笑)

▲タヒチフェスタに出演したときの石橋さん
毎日の忙しい育児やお仕事の合間に、趣味も楽しんでいらっしゃるのが素敵ですね!アンバサダーになっていただいた一番のきっかけや続けていただいている理由は何ですか?
ずっと子供の頃から、戦争なんてなくなればいいのにと思っていました。ただ、思っているだけで何も行動していませんでした。
寄付をするにも、沢山の団体の中からどの団体を信用して選べばいいのかわからない。そもそも、問題が山積みの地球上でその問題を解決しようと色んな団体がありすぎて選べませんでした。
そんな中で、アクセプトの存在を知り、自分の直感を信じてアンバサダーになりました。
具体的なきっかけは、永井さん(当法人代表)のTV出演とアンバサダーキャンペーン。
たまたまつけていたTV(Eテレの「ワルイコあつまれ」)に永井さんが出演されていて、「こんな人もいるのか〜」と横目でその時はみていました。
その後の「情熱大陸」の次回予告が永井さんでした。「この人、前にもTVでみたぞ!」っていう興味で情熱大陸を拝見。
衝撃でした。
世の中には世界平和を願いながら危険を顧みず、愚直に地道に活動している人達がいるのかと。見入ってしまいました。
視聴後、早速SNSで永井さんを検索しました。そしたらアンバサダーキャンペーンというものを発見し、迷わずアンバサダーになりました。
自分でも不思議なくらい疑う余地なく直感でアンバサダーに申し込みました。

▲お子さまと猫カフェにて
もともと沸々と想いを抱えていた中で、永井さんのTV出演を続けてご覧になったことが、ご就任のきっかけになったのですね。
そんな永井について、アンバサダーに就任してから何か感じることはありますか?
永井さんの言葉の力強さに背筋が伸びます。
「やると言ったんだからやる。それだけ」国際規範制定に向けてのあるオンラインイベントでの一言。 とてもシンプルで、かつ力強いパワーを感じました。勝手に刺激を受けて、私も個人的に新たな挑戦をしようと考えています。
そんな感じで、月並みな言葉しか出てこないのが悔しいくらいに、周りを巻き込むパワーも勇気もすごいしタフだなとも思います。
オンラインイベントに参加して定期的にパワーと勇気をもらってます!!
私自身も永井とともに問題解決に挑む中で、日々パワーと勇気をもらっているような気がします。
実際にアンバサダーになってから、ご自身の気持ちや生活にはどのような変化がありましたか?
献血に行ったり骨髄バンクのドナー登録してみたり、、はたまた他の団体の資料請求してみたり。。「今」自分は何をすべきなのか、何ができるのか。常に考えるようになりました。あとは、今まで以上に国際情勢に関心を持つようになりました。
また、日常生活の中でも対話の大切さを意識して生活しています。

▲とうきょう援農ボランティアをされたときの一枚
アクセプトと関わり始めてから、平和に対する考え方はもちろんのこと、一見平和とは直接関係のない物事への見方にも変化が生まれるという点、大変よく分かります。
最後に、読者に向けて何かメッセージをお願いします。
アンバサダー交流会で色んな方とお話をする機会があり、色んな経験値を持つ方達がいて刺激的な交流の場と思う反面、自分はなにもできていないやと気が引けてしまう感覚もありました。
私自身、もっとアクセプトに関わって活動したい気持ちはあるけれど、経験値もスキルも時間の余裕もない。寄付「だけ」してる自分にモヤモヤしていました。
でも、人それぞれ立場も状況も違う。いま自分にできることをやっていけばいいんだよと声をかけてくれた方がいました。
想いはみんな同じだと。「アクセプトを応援してるよ」という気持ちの結果が継続的な寄付です。
とりあえず、(口下手でうまくまとまらない( ; ; ))ワンオペフルタイム主婦も社会課題に貢献できますよ!
たまに皆んなでわいわいできるオフ会(飲み会)もありますよ!
オンラインでのイベントで意見交換したり、、国内のアクセプトの職員のみならず、オンラインで現地スタッフと繋がれるイベントもありますよよよ!
アクセプトとアクセプトを応援する方達の輪がもっと広がって、この日本から平和の輪を広げていけたら幸せです。
石橋様、貴重なお時間を頂戴し、インタビューを受けてくださりありがとうございました!
子育てをされながら社会に目を向け、ご自身にできることを実践されているのが印象的でした。1人1人にそれぞれの背景と立場があるからこそ、1人1人がその環境でできることをすることがすごく大切だと、改めて確信することができました。
今後も、前例のない問題解決にともに挑んでいけたら幸いです。
インタビュー担当:南部 壮太郎
【読者の皆様へ】
政府の意向に左右されない私たち独自の活動は、毎月1,500円から活動にご参加いただける「アクセプト・アンバサダー」をはじめとした皆様からのご支援があってこそ成り立っています。
皆様とともに、この日本から挑戦していくことができれば大変幸甚です。
アンバサダーの声
- 2025.04.13
Vol.68「この団体を本当に信用していいのか不安もあり、スタートするのにも勇気がいりました」龍ノ 落志子 さん - 2025.04.06
Vol.67「ワンオペフルタイム主婦も社会課題に貢献できます!」石橋 あゆみ(いしばし あゆみ)さん - 2025.02.23
Vol.66「アンバサダーになってから、保護司として対象者への接し方が変わりました」 村瀬 貞律さん - 2024.07.24
Vol.65「加害者にも目を向けようとするアクセプトの理念は、他にはない唯一無二のもの」太田 貴也 さん - 2024.03.29
Vol.64「自分の正しさを押し付けて生活してきたかもしれないと反省」辻 芙実子 さん - 2024.03.27
Vol.63「これは無理だろうという限界は自分が決めてしまっている」城田 則子 さん - 2024.03.11
Vol.62「大きな成果に向けた積み重ねの一部に自分がなる」ナロック 悠耶 さん - 2024.03.02
Vol.61「世界はどう変わるのか、私が生きている間に見ることができればうれしいです」鈴木 幸恵 さん - 2024.02.13
Vol.60「活動に賛同している意思表示としてアンバサダーを続けています」倉持 光代 さん - 2024.02.11
Vol.59「一度何かのイベントに参加してみると自分なりの関わり方を見つけられるのではないかと思います」近藤 英一郎 さん - 2024.02.04
Vol.58「寄付をさせていただいていると思っています」中村 千絵 さん - 2024.02.04
Vol.57「自分にはできないからと諦めるのではなく、時処位に応じて協力できることを考えていけたらいいなと思っています」榊原 美紀 さん - 2024.01.27
Vol.56「無理だと決めつけずにやってみること。この事を実現している団体に、私の考え方も大きく影響を受けました」鈴村 修 さん - 2023.12.17
Vol.55「『少し応援してみよっかな』くらいの気軽さでアンバサダーをはじめてみる人が増えてくれればいいな 」南條 佑太 さん - 2023.06.25
Vol.53 「1人の力では解決できなくても、同じ思いを持つ人たちが集まると、いつかきっと大きな力になると信じて」 中尾 千恵子 さん - 2023.05.23
Vol.52「私自身も『対話』を探求していくために、アンバサダーとして関わることで学ばさせていただいています」高橋 淳さん - 2023.04.06
Vol.51 「永井さんとアクセプトが創る未来を私は見てみたい。できたらそこに、私も参加していたい」 福田 広恵 さん - 2023.03.19
Vol.50 「アクセプトのアンバサダーでいることが誇り」 桐林 千登勢 さん - 2023.01.29
Vol.49 「永井代表の『僕らはソマリアギャングと夢を語る』を読んだのがきっかけです」 前田 関羽 さん - 2022.09.17
Vol.48 「大きな事象であるからこそ、一人ひとりに目を向けて、必要なことを一つ一つ考えていく」 沖村 里咲 さん - 2022.07.31
Vol.47 「子どもに『戦争がなくならないのは仕方ない』とは言いたくない」 矢野 俊樹 さん - 2022.07.31
Vol.46 「アンバサダーになってみて支援を『継続する』ことの大切さを改めて感じている」 成澤 里恵 さん - 2022.06.12
Vol.45 「小学校時代にアメリカの同時多発テロを体験して以来、長い間モヤモヤした気持ちを抱え続けていました」 小出 彩音 さん - 2022.06.06
Vol.44 「何かできる時は手伝いたいし、何もできない時でも支援したい」 加藤 祥晃 さん - 2022.06.02
Vol.43 「『今なお聴かれていない、語られていない声は、どのようなものか』とより考えるようになりました」 小針 美紀 さん - 2022.05.22
Vol.42 「アンバサダーとして、アクセプトの中にいる人たちの信念や生き様のようなものを伝えていきたい」 浦野 真理 さん - 2022.04.17
Vol.41 「テロリストも同じ人間、必要なことをやる、という非常にフラットながら革新的な行動姿勢に惹かれて」 田頭 風子 さん - 2021.10.31
Vol.40 「自分のシステム開発の経験を活かして、IT面を中心にサポートをしてきました」 安達 知仁 さん - 2021.06.30
Vol.39 「『私でも出来る、否、私だからこそ出来ることがありそう』と思えたのはアクセプトだけでした」 賀来 沙樹子 さん - 2021.05.16
Vol.38 「アンバサダーになったのは、他国の若者の未来へつなげることができると思ったからです」 小川 利久 さん - 2021.04.10
Vol.37 「テロや紛争解決といった難しい課題は、大きな機関のみが対応できるものだと勝手に思い込んでいました」 坂本 眞一郎 さん - 2021.02.20
Vol.36 「前例が無い中で難しい課題に自分と同じもしくは若い世代の方が懸命に取り組んでいる姿勢に感銘を受けた」 中野 響子 さん - 2021.01.22
Vol.35 「テロと紛争による被害も、『機会損失』が発生していると私は捉えています」 小川 隆弘 さん - 2020.12.20
Vol.34 「世界中の人々が、自身の未来の可能性を広げる、『教育』や『学び』を受けられる機会を持って欲しい」 鈴木 悠甫 さん - 2020.11.18
Vol.33 「海外ならではのエピソードをアクセプトの皆さんと懇親会などで共有できることが楽しい」 篠原 祥 さん - 2020.10.14
Vol.32 「もっと日本人にも『テロリズム』を身近な問題として認識してもらうことが必要」 福嶋 浩嗣 さん - 2020.09.09
Vol.31 「『受け入れる』という価値観・アプローチをここまで実践に落とされている団体は、唯一無二なのかな」 八名 恵理子 さん - 2020.08.12
Vol.30 「最初にプレゼンを聴いた時、どういう形であれ応援したい、活動に貢献したいと心底思う何かがありました」 益田 大輔 さん - 2020.07.15
Vol.29 「テロリストや過激な思想を持った人を、かつては『加害者』として私は一面的にしか見ていませんでした」 猪熊 風友乃 さん - 2020.06.10
Vol.28 「元テロリストに対するイメージの変化をもっと多くの高校生たちに体験してもらいたい」 金田 和大 さん - 2020.05.06
Vol.27 「この活動が拡がったら国際協力の世界が大きく変わるのではないか。そんな気がして応援を始めました」 福西 浩樹 さん - 2020.04.10
Vol.26 「アンバサダー限定イベントに参加し活動内容を知ることができて、新たな知識も身についた」 芥川 駿太郎 さん - 2020.02.01
Vol.25 「アクセプトを通して、テロや紛争の問題についてまずは『知る』ことで新しい世界との接点が増えました」 ロミ さん - 2019.12.23
Vol.24 「アンバサダーになってみて、実際に横のつながりが生まれていることがいいな、と感じた」 中構 優花 さん - 2019.11.04
Vol.23 「団体のお手伝いがしたいという思いと同じくらい『自分のため』という感覚も強いかもしれません」 臼田 輝生 さん - 2019.07.30
Vol.21 「メンバーと近い距離で交流することに、自分自身刺激をもらってます」 宮崎 貴博 さん - 2019.06.14
Vol.20 「団体の成長を近くで感じられることが感慨深かったです」 岡本 明訓 さん - 2019.05.07
Vol.19 「既成概念や枠組みに囚われず、新たな時代を切り拓くために必要な反骨精神や気概があるのを感じます」 杉浦 かおり さん - 2019.03.30
Vol.18 「紛争で奪われる命を守りたい、現場を自分の目で確かめてすべきことを判断したい」 大塚 千宙 さん - 2019.02.15
Vol.17 「アンバサダーになってから、紛争関連のニュースがより目に止まるようになりました」 二茅 理穂子 さん - 2019.01.16
Vol.16 「アクセプトには、企業の発想を転換させる大きな役割があると思います」 篠原 雄之 さん - 2018.12.18
Vol.15 「ソマリアやケニア、インドネシアなどのアクセプトの活動地におけるテロと紛争の現状を知れた」 渋谷 和彦 さん - 2018.11.29
Vol.14 「悲しみを終え平和と幸せに向かう旅路を支える」 生田 チサト さん - 2018.10.31
Vol.13 「他のアンバサダーの方々とも交流する機会があることが面白いと思っています」 齋藤 悠太 さん - 2018.09.30
Vol.12 「開院したクリニックに西真岡アクセプト・インターナショナルクリニックと命名させて頂きました」 眞塩 一樹 さん - 2018.07.31
Vol.11 「メンバーの方々も、アンバサダーは身内だと言ってくれます」 三浦 紗織 さん - 2018.06.30
Vol.10 「今後は県内の教育機関にリーチできる講演やイベントの場を作れればと思います」 北添 春菜 さん - 2018.05.31
Vol.9 「アクセプトの現場での取り組みは、平和構築研究としても非常に興味深いものです」 本多 倫彬 さん - 2018.04.30
Vol.8 「医者になることはテロと紛争の解決に直接は繋がらないけど命を大切にする点では共通しています」 窪田 有希 さん - 2018.03.31
Vol.7 「NPO法人の共同設立にあたり、アンバサダーという立場から少しでも力になりたいと思いました」 栁瀬 惠介 さん - 2018.02.27
Vol.6 「会社の社会貢献部の責任者やボランティア活動を一緒にしている仲間たちにアクセプトの話をしています」 川北 麻衣 さん - 2018.01.30
Vol.5 「初めはアクセプトの活動内容をよく理解出来ていなかったので、ほんの気持ち程度の額でスタートしました」 小笠原 絢子 さん - 2018.01.21
Vol.4 「自分が経営している飲食店のメニューやHPにアクセプトの紹介文を載せています」 中島 拓也 さん - 2017.12.30
Vol.3 「アクセプトの活動に市民をどう巻き込むかという、自分の研究に関わる点でのアドバイスをしています」 矢部 航 さん - 2017.11.28
Vol.2 「『関心を持つだけでも立派な活動』という永井さんの言葉に押され、参加させていただきました」 鶴田 桂策 さん - 2017.10.19
Vol.1 「寄付で活動をサポートすることに加えて、メンバーの皆さんに会議室の貸し出しをしています」 田村 明宏 さん