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若者・平和・安全保障(YPS)アジェンダに関する第2回独立進捗調査に向けたテーマ別報告書を発表いたしました

2026年2月1日

2026年1月、当法人代表永井は、若者・平和・安全保障(Youth, Peace and Security: YPS)アジェンダに関するテーマ別報告書「The Missing Pillar: Re-centering Disengagement and Reintegration in the Youth, Peace and Security Agenda for a More Innovative Approach to Sustaining Peace(欠けている柱:YPSアジェンダにおいて引き離しと社会復帰を中心的な課題として再定義し、持続的な平和に向けたより革新的なアプローチを考える)」を発表いたしました。

本テーマ別報告書は、平和構築や紛争解決において若者が果たす積極的かつ重要な役割への理解を深めるとともに、「若者・平和・安全保障に関する第2回独立進捗調査」に知見を提供することを目的として発表されました。

この第2回独立進捗調査は、2024年9月に国連未来サミットにて採択された、地球規模課題の解決に向けた包括的な国際合意「未来のための協定(Pact for the Future)」に基づき要請されたものです。本調査の成果は、2026年9月開催の国連総会に提出される予定です。

同報告書において代表・永井は、YPSアジェンダを実施するうえでの主要な課題を検討し、とりわけ、これまでその枠組みの中で見過ごされてきた第5の柱「引き離しと社会復帰」に焦点を当てています。

また本報告書は、YPSアジェンダを女性・平和・安全保障(WPS)アジェンダと比較することで、YPSアジェンダを実施していくうえでの構造的な課題についても分析しています。

さらに、非国家武装組織に関わる若者(Youth Assosiated with Non-State Armed Groups: YANSAG)に焦点を当て、「引き離しと社会復帰」を「YANSAGが平和の担い手となるための道筋」として捉えなおすことの必要性に言及しています。そして、持続的な平和に向けて、YANSAGが持つ可能性を認識し、彼ら彼女らを支援していくことの重要性を強調しています。

当法人は、国際社会で見過ごされてきたYANSAGに対して、これまで長年にわたり現場での活動と彼ら彼女らの権利とエンパワーメントを保障する国際規範制定を目指したグローバルなアドボカシー活動の両面から、直接的に関わってきました。

今後も私たちは国際社会との連携を続け、YANSAGに関する国際規範制定に向けた取り組みを加速させていきます。

▶テーマ別報告書はこちら

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