平素より、温かなご支援をいただき、誠にありがとうございます。はじめに、昨今の状況下、新型コロナウイルス （COVID-19） により、お亡くなりになられた方のご家族はじめ関係者の皆様に謹んでお悔み申し上げます。また、罹患された皆さまに、深くお見舞い申し上げます。皆様の健康が守られ、混乱が一刻も早く収束するよう、法人一同、心から願っております。

当法人へも、国内外での活動について、ご心配の声を頂いております。温かなご配慮に、重ねて感謝いたします。当法人の活動地であるケニア・ソマリア・インドネシアでも新型コロナウイルスの感染者が報告されており、感染防止策を講じております。今後の影響も懸念されますので、現時点での状況と対応策につきまして、以下ご報告いたします。

・国内外を問わず、職員・インターン・プロボノは在宅勤務を基本として、感染防止を図っております。

・渡航制限の影響を鑑みて、邦人職員・インターンは3月上旬に全員帰国しております。

・対面支援が必要な事業にあたる職員には検温や手洗いなどの対処策を講じたうえで、必要性や感染状況を判断しながら事業に当たっております。

・イベントについては3月から5月上旬まではオンライン開催としました。5月下旬以降も、状況を見ながらオンライン切替えを行う予定です。

医療体制の整っていない地域、特に当法人の活動場所である刑務所は、感染症に脆弱な状況にあります。今後も関係機関とも連携しながら、関係者の安全確保を図るともに、刻々と変化する現地ニーズにしなやかに対応できるよう、努力して参ります。

皆さまには、現状をご理解いただき、引き続きご支援賜れると幸いです。末筆ながら、皆さまのご健康と混乱のいち早い収束を心より祈念いたします。