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PR TIMES「NPO広報研修プロジェクト」の第1期に選抜

2024年9月10日

この度、PR TIMES「NPO広報研修プロジェクト」の第1期として当法人が選ばれました。PR TIMES社員の方が9月1日からの3カ月の研修を通じて、団体の活動目的の理解に基づく広報体制の立ち上げや強化のための活動を実践し、広報実務を現場で実践します。

PR TIMES「NPO広報研修プロジェクト」とは

2024年7月2日(火)より第1期の募集を開始した「NPO広報研修プロジェクト」は、PR TIMES社員の方が非営利団体における3カ月間の研修を通して、団体の活動目的の理解に基づく広報体制の立ち上げや強化のための活動を実践し、広報実務を現場でリードする役割を務めるものになります。

応募背景

当法人は、2021年から、NPOなどの非営利団体を対象にPR TIMESを無償利用できる「PR TIMES非営利団体サポートプロジェクト」へ参画しています。プレスリリースを通じた継続的な情報発信によって、より多くの方々から賛同を得るとともに大きな運動を創り上げられるどうかは、テロや紛争の解決を日本から実現していく上で大変重要です。

しかし、国際協力に関心のない一般の方々や、首都圏外の地域にお住まいの方々には活動があまり認知されておらず、問題解決に向けた運動の広がりに限界を感じていました。また、代表理事・永井陽右の露出だけでなく「アクセプト・インターナショナル」としての認知や理解を社会から得ていくことが課題になっています。

このような課題に取り組むとともに、持続可能な広報体制を構築・強化していくために、この度の「NPO広報研修プロジェクト」に応募いたしました。

本プロジェクト開始に寄せるコメント

代表理事 永井陽右
2011年にゼロから活動を開始してから13年目の本年は、組織のパーパス(存在意義)を改めて定義しました。「誰しもが平和の担い手となり、共に憎しみの連鎖をほどいていく」。ここに込められているのは、問題の当事者だからこそ発揮できるユニークな可能性があるという信念です。そうした理念に賛同いただける方を増やしていく必要がある一方で、これまでプレスリリースを含む広報PRは戦略的にできておらず、滞っている状態でした。このような貴重な機会をいただいたからこそ、ニーズが非常に高いもののやり手がいない問題の解決に向け、3ヶ月で集中的に広報体制を整備し、日本中から平和への機運が高まることを期待しています。

コミュニケーション局長 山﨑琢磨
コミュニケーション局は、私たち独自の最前線での活動を社会に届け、賛同の輪を広げていく役割を担っています。助成金等を通じて資金を得ることが難しい領域だからこそ、より多くの方々からの温かなご賛同、そしてご協力をいただけるかどうかが鍵となります。しかし、いわゆるテロ組織にいた若者などリスク管理が必要な人々を主な対象としていることから、広報PRにおいて彼らの写真を使用することができず、また紛争に加担していたバックグラウンドがあることから、紛争の被害者の方々に比べると共感が集まりにくいといった難しさがあります。だからこそ、江口さんをはじめとしたPR TIMESの皆様とともに考え、まさに前例を創る思いで取り組んでいきます。

株式会社PR TIMES PR TIMES事業ユニット 第一営業部 江口京佑
このような機会をいただけたことに感謝をしています。アクセプト・インターナショナルのパーパスである「 誰しもが平和の担い手となり、共に憎しみの連鎖をほどいていく」ことを、自身が広報担当を担うことで実践し、紛争やテロについて少しでも多く当事者意識をもってもらえるような情報を広げていきたいです。また、私たちPR TIMESのミッションである「行動者発の情報が、人の心を揺さぶる時代へ」を体現できる身近で挑戦的な期間だからこそ、様々なステークホルダーとのより良いコミュニケーションに尽力してまいります。このプロジェクトを通して、次回のプロジェクトへ良いバトンを渡すことが目標です。

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憎しみの連鎖をほどくために、
今世界で、あなたが必要とされています。