ニュース
ソマリアにおける
政府との協働事業「DRRプロジェクト」
2019年4月活動報告

平素より大変お世話になります。
NPO法人アクセプト・インターナショナル ソマリア事業部です。
2018年12月〜2019年3月にかけて実施した寄付期間には個人の皆様より500万円以上のご芳志を頂戴し、企業・団体様からのご寄付や自己資産等も含んで検討した結果、最低限の予算の見通しがたったところ、2019年4月、無事にDRRプロジェクト・フェーズ1(2019年8月までの準備期間)を開始することが出来ました。
この場をお借りして、アンバサダーや寄付者の皆様をはじめ、陰に陽に活動を支えて下さる皆様にご報告申し上げるとともに、心からの感謝を申し上げます。

本記事では、4月の現地活動の内容・進捗を、3つの柱に分けてお伝えいたします。
DRRプロジェクトの概要については、特設HPからご覧ください。


進捗①

失業率約70%のソマリアで、就労支援を成功させるにはー?
ソマリア政府担当省とのプログラム詳細に関する検討

DRRプロジェクト特設HPでもご紹介させていただいていた4つのプログラム

① 幻滅対策セッション
② 和解に向けた対話セッション
③ ライフスキル・トレーニング
④ 社会復帰フォローアップ

ですが、今回の渡航を踏まえて、以下のように置き換えることになりました。

①幻滅対策セッション
②和解に向けた対話セッション
③就労に向けたカウンセリング・マネジメント
④実用的ライフ・スキルトレーニング
⑤社会復帰フォローアップ

これまでも課題になっていた投降兵の経済的自立に向けた支援をより厚くし、実際的な就労により結びつくよう、組み替えたものです。

失業率が非常に高いソマリアでは、通り一辺倒の就労支援は通用しません。パートナーとなる国内治安省(MoIS)関係者からも「ありふれたスキルを身につけたとしても収入には繋がらない。所謂スキルトレーニングは無意味だ。」との声も聞かれ、私たちも現場でそうした厳しい現実を痛感してきました。

しかし、雇用先を外から用意するのでは、周辺住民への逆差別など倫理的な問題を引き起こしますし、何より一時的な対処法にしかなりません。現実的かつ実際的な支援を目指すからこそ、彼ら自身が雇用先を掴み取る内発的な力や習慣づくりをする必要があります。具体的な就労支援へのアクションを共に整理し、一つずつ階段を登ることを伴走してサポートする就労支援のあり方を提案し、この度採択されました。

進捗②

ローリスクの投降兵「以外」も受け入れる
より包括的・効果的なプロジェクトに向けた受入対象者の拡大

刑務所を掌握する法務省(Ministry of Justice)とも協議の上で、受け入れ対象者を拡大して、従来予定していたローリスクとされる投降兵が収容されているリハビリテーション・センターのみならず、高リスクやその他様々な犯罪行為により収容されている方も受け入れ対象とすることが決まりました。

1年目の本年は、とかくプロジェクトのスコープを絞り、確実な成果をあげることが重要だとも考えておりますが、他ドナーとの住み分けや現地でのインパクトの最大化を考えた結果、このような形に落ち着きました。

広く元アル・シャバーブ関係者を受け入れて彼らの社会復帰を促進することで、DRRプロジェクトの可能性がより広まったことは確かです。

受け入れ態勢の強化含めて、引き続き検討を進めます。

進捗③

プロジェクトの成功の鍵を握る現地職員の研修・育成

DRRプロジェクトを中心となって運営するのは現地職員であり、私たちにとって本当に大切な存在です。

10名程度は現地政府からの派遣となりますが、彼らを統括するマネジャーは私たちが雇用することになりますので、先んじて研修を開始しました。

プログラム運営はもとより、経理・調達・報告の作法など、今後業務全般に渡って必要な力やノウハウを、OJTの中で育みます。

トラブルはつきものなことを前提に、それでもプロジェクトをしっかりとまわせる足腰を共に築けたらと思います。


いかがでしたでしょうか。
更なる詳細は、5/12 15:00〜17:00に実施する支援者の方限定イベント「寄付者の集い」にて代表・永井より直接お伝えする予定です。(遠隔でも配信予定)

当日までにアンバサダー登録いただいた方にもご案内させて頂きます。よろしければこの機会に是非ご検討ください。

今後も温かく見守って頂けましたら幸いに存じます。
どうか引き続き宜しくお願い致します。

ニュースレターにはご登録いただいていいますか?月1で最新情報を配信しています。
FacebookTwitterも毎日更新中。いいね・シェアでの応援も宜しくお願いいたします!

その他のニュース

テロと紛争のない世界を実現するために、
今世界で、あなたが必要とされています。