2023年5月19日(金) 〜 21日(日)まで開催されたG7広島サミットにおいて、公式イベントである「次世代平和シンポジウム」に代表理事・永井が登壇しました。
シンポジウムには、各国首脳陣のパートナーも参加し、案内人を務める岸田裕子夫人による挨拶の他、ジル・バイデン アメリカ合衆国大統領夫人によるスピーチも行われました。そんな場において、日本から国際平和に向けた実質的な取り組みを実施している団体の代表として、永井が登壇しました。
当日のテーマは「改めて、日本から、広島から平和を考える」です。
日本、そして広島は平和へのシフト(Shift)を表す場所とされてきたことを踏まえ、参加者とともにそのシフトについて考えました。
例えば、私たちが取り組んでいる分野においては、テロ組織や武装勢力に加入せざるを得ず、それらの組織に所属している若者であっても、変わらず若者として捉えていくことが重要であると考えています。
そもそも若者(ユース)は、無条件に無限の可能性を秘めている存在であり、そうであれば、テロ組織や武装勢力にいる若者であっても同様です。
もし、彼らのように問題とされてきた若者たちが社会を良くしていく若者として復活することができたら、どれだけ世界は変わるでしょうか。
私たちは、テロ・紛争が起きている最前線でそれを実現する必要があると思うのです。そのためにも、若者のための国際規範を制定し、彼らへの言葉を創ることを目指しています。
できるかどうかは分かりません。しかし、やるべきであるということは分かります。
だからこそ、私たちはやるのです。
平和に向けたシフトを実現するため、この日本から。
私たちは今後も、テロや紛争のない平和な世界を真に実現するため、無限の可能性を秘めた若者が社会をより良くしていく存在として「シフト」していくことを後押ししていきます。