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パレスチナ和平に向けた東京宣言及びアクションプランの採択のお知らせ

2025年8月18日

8月5日から10日にかけて、戦後80年を迎えた広島と東京にパレスチナの主要政党・組織や市民社会から若手リーダー14名を招聘し「パレスチナ和平に向けた超党派若手リーダー対話会合」を開催いたしました。

広島では平和記念資料館の見学や被爆三世との交流を行い、東京ではビジネスセクター、中東の専門家らと意見交換を実施しました。その後の議論と調整を経て、8月9日には「東京宣言」、8月17日にはその具体的行動を示す「アクションプラン」が採択されました。

宣言には、ガザの惨状への対処に加えて、法の支配や国際社会への要請、選挙と民主化の推進、パレスチナ解放機構(PLO)を唯一の代表機関としつつ多様な政党組織を包摂する改革、若者や女性の政策決定への参画、日本の経験から学ぶ姿勢など、和平への具体的道筋が盛り込まれています。

ガザへの攻撃が続く緊迫した状況の中、異なる背景を持つパレスチナの各セクターが一堂に会し、現在の状況に対してパレスチナの若者として主体的に何をすべきかを共同宣言にまとめたことは大きな意義を持つものです。

当法人は今後も、若手リーダーたちによる新たなプロセスを支援してまいります。引き続き皆様の温かなご賛同をいただけましたら幸いです。

東京宣言(日本語訳)
東京宣言_アクションプラン(日本語訳)

Tokyo Declaration
Action Plan_Tokyo Declaration

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