なぜテロと紛争をなくさなければならないのか
2001年に起きたアメリカ同時多発テロを発端に開始された全世界的な対テロ戦争の結果、憎しみの連鎖は増え続け、ここ数十年間でテロの発生件数は大きく増加してきました。テロの約90%が紛争の中で起きており、そこでは無実の民間人が積極的に狙われ、2013年以降、継続して毎年20,000人以上の尊い命が残虐な方法で奪われています。
また、テロと紛争は直接的に多くの人々の命を奪うだけでなく、貧困や飢餓、難民の発生、社会の断絶、子どもの権利の侵害など様々な問題を引き起こします。今世界中で問題となっている問題の根底には、止まらないテロと終わらない紛争があります。起きてしまった飢餓や難民問題などへの対処療法的な取り組みも不可欠ですが、誰かがテロと紛争を止めない限り、それらの問題はこれからも続いていってしまうのです。
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テロと紛争に取り組む存在の欠如
世界のNGOトップ500のうち- 紛争解決に取り組むNGO
- 1
- 団体
- (紛争予防は2団体)
- テロの問題に取り組むNGO
- 0
- 団体
出典:Global Journal(2018)