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【海外事業局ソマリア事業部:渡航報告】
DRRプロジェクトに関するソマリア現地渡航活動の報告
DRRプロジェクトに関するソマリア現地渡航活動の報告
今夏のDRRプロジェクトの開始を目指して準備を進めているソマリア事業部は、
2019年1月に現地渡航活動を実施しました。
本レポートでは3点の主な成果をお伝え致します。
①ソマリア政府治安省(Ministry of Internal Security)との正式協働の開始
今回渡航において治安省との間で了解覚書(MoU)を締結し、2月よりDRRプロジェクトフェーズ1(準備期間)が開始されました。
イスラム過激派組織アル・シャバーブの投降兵を受け入れ社会復帰を促す本プログラムに対して、担当官からはその必要性への理解と期待の声が寄せられました。
②現地職員の雇用
DRRプロジェクトでは政府から職員が15名程度派遣される予定ですが、当法人でもマネジメントクラスの職員を3名程度雇用の予定です。
今回渡航ではすでにCVを提出した方のうち、有力者との面談を行いました。開始までに正式雇用と職員研修を実施予定です。
③プログラムの詳細検討
DRRプロジェクトは現地政府が実施する既存のリハビリテーション・センターを補完する形で実施されます。そのため、今回渡航ではリハビリテーション・センターへの訪問、職員や出所者へのインタビュー、政府職員との協議などを行い、実施予定のプログラムについて詳細を検討しました。
受入対象者やプログラムはもちろんカリキュラムの詳細について、実のある議論が出来ました。次回渡航まで、遠隔でさらに細部の検討を進めて参ります。