元テロリストや現地職員との直接対話・交流イベント
2021年12月26日(日) 15:00〜21:00
NPO法人アクセプト・インターナショナル
アクセプト・インターナショナルは、2021年9月に設立10周年を迎えました。
同時に、今後10年をかけて国際条約化を目指す「テロや紛争に関わる若者の権利宣言」を公開しました。
今回、10周年を記念し実施中の寄付キャンペーン最終日である12月26日(日)に、ソマリア渡航中の代表理事・永井と接続した特別イベントを開催いたします。
ソマリアと接続してお届けする大変貴重なイベントです。
皆さま奮ってご参加ください。
お申込みはこちら(外部サイト/PassMarket)
▼イベント概要
<日時>
2021年12月26日(日)
・第一部(有料):15:00~18:30(14:50~受付)
・第二部(無料):19:30〜21:00(19:15〜受付)
※第一部、第二部両方のご参加、またいずれかのみのご参加も可能です。
<会場>Zoomによるオンライン開催
※代表理事・永井が、現地活動中のモガディシュ中央刑務所からオンラインで繋ぎます。
▼イベント詳細
第一部:
オンライン対話ミッション:元海賊と元テロリストと共に歴史的背景を紐解く-【特別編】ソマリアのテロリスト編-
※代表理事・永井が、現地活動中のモガディシュ中央刑務所からオンラインで繋ぎます。
オンライン対話ミッション:元海賊と元テロリストと共に歴史的背景を紐解く-【特別編】ソマリアのテロリスト編-
テロリストは長らく世界的な問題とされてきましたが、彼らの存在の背景には長い歴史の中での奥深さや多面性があります。
そこでソマリアの元テロリストの方と参加者の皆様が少人数で直接話し合う機会を作り、双方の考え方に新たな気づきをもたらすべくオンライン対話ミッション-ソマリアのテロリスト編-を開催いたします。
今回は【特別企画】として、代表理事・永井が現地活動中のソマリアの首都モガディシュの刑務所オンラインで繋ぎ、服役中の元テロリストの方と対話を行います。
オンデマンドの事前講義とリアルタイムの対話やグループ議論・発表を組み合わせ、ソマリアのテロや紛争の構造や背景、私たちにできることなどをじっくり考え議論していただける充実のプログラムです。
元テロリストの方のリアルな声に触れ、ソマリアの歴史や紛争・テロの背景を理解すると共に、国際社会も深く関わるこれらの問題を一歩踏み込んで考える機会にしていただければ幸いでございます。
<内容>
①ソマリアの歴史、テロ・紛争の構造に関する講義(オンデマンドの事前講義)
②現地活動映像&モガディシュ中央刑務所から中継!元テロリストとの対話プログラム
③参加者同士の議論や発表
※オンデマンドの事前講義(30~40分程度)と上記3.5時間のリアルタイムプログラム全ての時間帯への参加が叶わない場合も、お申し込みいただいた方にはプログラムの様子を見逃し配信としてご共有。
<定員>
20名
<参加費>
・社会人の方:8,000円(税込)
・学生の方:5,000円(税込)
※申し込み〆切:当日10:00
<お願い事項>
ご参加にあたり必ず募集要項をご一読ください。募集要項は以下のURLよりご覧いただけます。
https://drive.google.com/file/d/1F1zV8z21BVLFeMF6CkEXMNdNPdKJLElg/view?usp=sharing
第二部:
ソマリア現地職員アブドラと語る
代表理事・永井より、9月に公表した今後10年をかけて条約化を目指す「テロや紛争に関わる若者の権利宣言」の背景や目的、その内容についてお話するとともに、滞在中のモガディシュ中央刑務所から現地の活動について状況をお伝えします。
また、途中からは永井のモデレートのもと、共に活動するアクセプト・インターナショナル現地職員のアブドラも参加し、現地職員から見たアクセプト・インターナショナルやソマリアの現状、現地での日々の活動について生の声をお届けします。
今回は【特別企画】として、代表理事・永井が現地活動中のソマリアの首都モガディシュの刑務所オンラインで繋ぎ、服役中の元テロリストの方と対話を行います。
後半には質疑応答の時間も設けています。
<定員>
200名
<参加費>
無料
※申し込み〆切:当日18:30
※時間が延長になる可能性がございます。途中退出は可能ですが、予めご了承ください。
▼スピーカーゲスト
◎第一部:モガディシュ中央刑務所で服役中の元テロリストの方
“テロに関わり始めた時は若かったが、刑務所にいる今は平和について考え大人になった。釈放後は自立した大人としてベストを尽くして生きていきたい”
1991年生まれ。高校生の時にソマリア政府軍に弟を殺害され、復讐のために政府軍と対峙する暴力的過激主義組織「アル・シャバーブ」に加入。一方で投降して社会でやり直したいという想いも芽生える中、爆破テロのオペレーションに参加。21 歳の時に逮捕され刑務所へ。しかし服役中に叔父がアル・シャバーブに殺害され、どこにぶつけていいか分からない復讐心を抱き現在でも葛藤している。
◎第二部:ソマリア現地職員 アブドラ
”彼らがテロに関わった過去は消えないが、新たな未来を共に創ることはできる”
妻と子供とアル・シャバーブの支配地域に居住。アル・シャバーブの爆撃に巻き込まれ、腹部が裂けた経験を持つ。復讐心を抱きながらもテロに加担する人々をも受入れるべきという信念のもと、ソマリア政府機関にて投降兵の更生支援を行っていた。同時にアクセプト・インターナショナルの現地職員としてモガディシュ刑務所などでの脱過激化・社会復帰支援事業を主導している。
▼現地交流ファシリテーター
◎永井 陽右
1991年、神奈川県生まれ。NPO法人アクセプト・インターナショナル代表理事。国連人間居住計画CVE(暴力的過激主義対策)メンター。テロと紛争の解決をミッションに、主にソマリアなどの紛争地にて、いわゆるテロ組織の投降兵や逮捕者、ギャングなどの脱過激化・社会復帰支援や過激化防止を実施。また、テロ組織との交渉および投降の促進、国連機関や現地政府の政策立案やレビューなどにも従事。London School of Economics and PoliticalScience紛争研究修士。国内外で受賞・選出多数。著書に『共感という病』(かんき出版)、『僕らはソマリアギャングと夢を語る:「テロリストではない未来」をつくる挑戦』(英治出版)、『ぼくは13歳、任務は自爆テロ。:テロと戦争をなくすために必要なこと』(合同出版)、『共感という病』(かんき出版)など。
▼設立から10周年を迎えました!
2021年9月26日、私たちアクセプト・インターナショナルは多くの皆様に支えられ、設立10周年を迎えました。
これを記念し、設立10周年記念サイトを開設しました。
特設サイトでは、これまでの活動をまとめた「10年間の歩み」やこれからの10年で条約化の成立を目指す「テロや武力紛争に関わる若者の権利宣言」を掲載しています。
是非ご覧ください。
▽設立10周年記念サイトはこちら:https://accept-int.org/10th/
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▼アクセプト・アンバサダー200名キャンペーン実施中!
https://accept-int.org/2023ambassador200cp/
▼代表・永井に密着したTV番組「情熱大陸」(MBS毎日放送)が放送されました
https://www.mbs.jp/jounetsu/2023/02_12.shtml
▼文春オンラインにて特集されました
前編「最後は“こいつらバカで金もないけど、ガチだな”と…」 アフリカでギャングを改心させた大学生が、日本唯一の“テロリスト更生スペシャリスト”になった不思議な経緯
後編「そいつが何人殺していてもまずは受け入れる」30歳の青年が防弾チョッキで“紛争の最前線”へ赴く意外なワケ《これまで200人超のテロリストが投降》
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