英治出版
2016年5月10日発売
Amazonにてカテゴリベストセラー達成
代表理事・永井が当法人の前身である「日本ソマリア青年機構」を立ち上げた過程を描いた一冊です。一人の大学生がある日、紛争地の問題を「何とかしたい」と思い立ったことからアクセプトの取り組みは始まりました。大人たちに「ソマリアほど劣悪だと、誰も何もできやしない」と言われながらも、日本とアフリカで仲間を集め「自分たちだからできること」を探し続けました。現実と理想のギャップ、答えが見えない無力感、仲間との対立など、数々の困難を乗り越えた末に出会ったのは「テロリスト予備軍」と呼ばれ、社会から孤立した同年代のギャング達でした。彼らが人生をやり直す後押しをすることで「世界最悪の紛争問題」に挑んだ若き日の奮闘記として、気軽にお読みいただけます。
合同出版
2017年9月1日発売
紛争地で人々が過激化してしまう背景や、現代のテロと紛争の解決に向けた具体的な取り組みが平易に紹介された一冊。「世界最悪の紛争地ソマリアをなんとかしたい」 ただその想いから紛争地の若者と向き合い続ける中で見えてきたのは、武力に頼らない、多面的な取り組みの必要性でした。特に、この世界からテロをなくすためには「対話」が大切ですが、対話ができないときに果たして私たちはどうするべきなのか。そんな問いに答える新たなアプローチを、テロリストと呼ばれる人々の更生支援や、テロ組織と呼ばれる組織との交渉などに取り組む当法人代表・永井が、初心者にもわかりやすい書きぶりで伝えています。
かんき出版
2021年7月16日発売
「共感」はたしかに素晴らしいものですが、その外側にいる人々に対しては排他的であることも多くあります。「共感し合おう」「繋がっていこう」と言うと、無条件に良いものである気がしますが、実は繋がるからこそ分断していくとも言えるのです。もちろん、共感が全て悪いわけではありませんが、社会を良くするために間違いなく重要な要素だからこそ、負の面を理解しながらうまく付き合っていかなければなりません。共感を集めにくい対象者を「受け入れ」てきた当法人代表・永井が「共感」について考察し、その捉え方や他の手がかりについて問う一冊です。
小学館
2023年2月28日発売
当法人はソマリアやイエメンといった熾烈な紛争地の最前線において、テロ組織からの投降兵や逮捕者を脱過激化し、社会復帰へ導くことを仕事としています。既存の武装解除が全く通用しないテロ組織に対する私たち独自の取り組みは、国内外で高い評価をいただいていますが、常に仲間の死や絶望と隣り合わせです。なぜこうしたリスクの高い仕事に向き合い「テロや紛争のない世界」の実現を目指し続けるのか。当法人代表・永井が、前例のない挑戦を続ける理由や仕事の苦悩、将来に向けたビジョンなど、すべてを語った渾身の最新作です。