私たちが活動する「紛争現場のリアル」を
映像を通じてお伝えします。

アクセプト・インターナショナルは、紛争の当事者になった若者たちが武器を置き、平和の担い手として生きる道を創ることが平和を実現する上で不可欠だと考え、2011年よりソマリアなどの紛争地で活動してきました。

本イベントでは、当法人代表・永井と約2年半、ソマリアで行動を共にした齋藤悠太氏が監督・撮影したドキュメンタリー作品『その日本人はなぜ彼らと対話するのかの短編版を、ご参加の皆様と視聴します。

世界各地で起きているテロや紛争に関して普段からイメージを持つことは容易ではありませんが、ドキュメンタリー映像を通じて現場の問題を知り、皆様が平和について考えるきっかけとしていただけたら幸いです。

当日の内容

1.事前講義

ドキュメンタリー上映前に、私たちが取り組む問題や活動アプローチに関して、海外の現場で活動経験のある職員より簡単に解説します。

2.ドキュメンタリー上映

ソマリアで代表・永井と行動をともにした齋藤氏撮影・監督のドキュメンタリー作品『その日本人はなぜ彼らと対話するのか』の短編版を上映します。

3.アンバサダー制度のご紹介

平和の実現に向けて私たちとともに歩みを進める方法として、アンバサダー制度をご紹介します。

4.アンケートと質疑応

これまでの経験等を元に、参加者の皆様のご質問にお答えします。

こんな方におすすめ

  • 世界の問題について知り、平和について考えたい
  • 連日報道される紛争・難民に心を痛めている
  • メディアで報道されないテロ・紛争の当事者の話を聞きたい
  • 死のリスクもある現場で活動する姿勢に触れたい

イベントを通じて
得られる変化

  • 紛争の残酷さの中にある希望を見出すことができる
  • 現実から目を背けない姿勢を学び、知る責任を果たせる
  • 紛争や難民問題の解決に向けたヒントを得られる
  • 紛争地のリアルな現状を知ることで、ニュースを見る際のリテラシーが身に付く

事前講義の様子

イベント参加者の声

30代 教育関係

テロ組織に入ってしまった人は自分から望んで入った人ばかりではなく、洗脳された人もいると聞いて衝撃を受けました。実際に映像を見ると、本当にごく普通の我々と同じような人々であることが印象に残り、ニュース等で見るだけでなく、実際に活動されている団体から話を聞くことの重要性をひしひしと感じました。

40代 医療関係

彼らが語りたいことを真正面から受け止めるからこそ、信頼関係が築けて、更生に向かっていくのだろうと思います。専門的な視点から見ても素晴らしいカウンセリングです。普段の業務と世界の繋がりを実感することができました。

50代 公務員

若い方々が危険な紛争地で働かれている様子をみて、正直、羨ましさを感じました。自分にできるのは、皆さんのような方を応援することくらいでしょう。未来の平和を担っていく皆さんの今後の活躍を期待します。

ドキュメンタリーについて

作品概要

紛争地ソマリアで活動する当法人代表・永井にカメラが密着し、現地での活動や難しい課題に向き合う姿勢、人々の声などを記録した作品です。特に、紛争の最前線で生きる人々や軍との連携、徹底した安全管理、刑務所で服役する受刑者とのコミュニケーションなどのリアルな様子が映像に収められています。
※本ドキュメンタリーは齋藤悠太氏により制作されたもので、本イベントに際して30分程度に再編集されたものを上映します。

制作者プロフィール

齋藤 悠太(さいとう ゆうた)
映像作家

日本財団、JICA、国連などのクリエイティブ実績があり、ファンドレイジング×クリエイティブを専門とする。紛争地ソマリアにてショートドキュメンタリーを制作/Readyfor出身/NPO法人アクセプト・インターナショナル理事/エジミウソンファンズ・アジア 広報事業部長

登壇者紹介

山﨑 琢磨(やまざき たくま)

NPO法人アクセプト・インターナショナル コミュニケーション局長。
ボスニア・ヘルツェゴビナで虐殺犠牲者の遺族と出会ったことを機に紛争解決に携わる覚悟を決め、2016年に当法人に参画。ケニアやソマリアにおいてギャングやテロ受刑者の社会復帰支援、若者失業者の収入創出支援を通じた過激化防止など、主に海外での取り組みに7年半にわたり従事。現在はそうした経験をもとに日本で賛同の輪を広げるための活動全般を担う。慶應義塾大学法学部政治学科(アフリカ政治)卒。

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