【いらない服を無料で寄付】その際のメリットと注意点は?衣替えの今こそBrand Pledgeで社会貢献!

衣替えや引っ越しで出た不要な服、処分せずに社会貢献に活用しませんか?本記事では、いらない服を無料で寄付する方法やおすすめの寄付先、寄付する際の注意点、さらにBrand Pledgeのように査定額に加えて上乗せの寄付で支援できる仕組みまで詳しく解説します。
服の寄付とは
服の寄付とは不要になった衣類を捨てるのではなく、それらを必要とする個人や団体に直接寄付したり、買取サービスを通じて服を売り、その査定額を寄付することを指します。寄付には主に二つの方法があります。
- 直接寄付:寄付した団体の支援先の人々が実際にその服を着用することとなります。
- 買取サービス等を通じた寄付:服を専門業者に買い取ってもらい、その査定額を寄付金として団体に送ります。この場合、服そのものが寄付されるわけではありませんが、金銭的な支援ができます。
このように、使わなくなった服を使って社会貢献をすることができるのが服の寄付の特徴です。
なぜ寄付という選択肢が注目されているのか
クローゼットの奥に眠っている「いつか着るかも」という服やバッグはありませんか?実は、日本ではまだ着られる服の多くが、可燃ごみとして捨てられているのが現状です。
廃棄ではなく価値を循環する意識の高まり

日本ではまだまだ、服を可燃ごみに出して処分することが一般的とされ、日本の古着の6割程度が廃棄されている現実があります¹。衣服の生産には、大量の水やエネルギーが使われています。たとえば、Tシャツ1枚を作るのに約2,300リットルの水が消費されるという試算もあります²。
不要になった服を燃やすのではなく、再利用・再流通させることは、環境への負担を減らすことにつながります。近年、環境問題への意識が高まる中で、自治体の回収だけでなく、信頼できる寄付先を選んで、服の価値を循環させようという動きが広まっています。
寄付できる服の種類

寄付できる服やアイテムの種類は各団体によって異なります。必ず事前にウェブサイトなどで確認するようにしましょう。 たとえば、当法人アクセプト・インターナショナルとも提携しているBrand Pledgeでは、以下のアイテムを取り扱っています。
寄付できるアイテムの例
- 洋服(トップス・ボトムス・アウター・スーツなど)
- バッグ、靴、財布
- ファッション小物(ハンカチ、スカーフ、タオルなど)
- 使用困難なほどシミやダメージがあるもの
- 下着・使用済みの水着
- 壊れた時計・度入りメガネ ※軽度の汚れやほつれ、変色があっても、使用に問題がなければ寄付できる場合があります。詳細は、Brand Pledgeのウェブサイトをご確認ください。
服を寄付する3つのメリット
家が片付いてスッキリする
「いつか着るかも」と思って残しておいた服も、実際には何年も袖を通していないことがほとんどです。服を寄付すれば、そうした不要なアイテムを迷わず手放すことができます。クローゼットがスッキリするだけでなく、気持ちも前向きになるでしょう。
捨てて処分するより、誰かの役に立つことができる
自分には不要でも、その服は誰かにとって必要とされる一着かもしれません。寄付された服は、貧困に苦しむ人々への支援や、団体が活動を行うための資金として活用されます。 単なる処分ではなく「支援」として服を手放すことで、社会とのつながりを感じることができます。
環境にやさしい
服1着を生産するには、約2,368リットルの水と、25.5キロのCO2が排出されると言われています³。寄付することで、これらの資源を無駄にせず、持続可能な社会に貢献できます。
いらない服を無料で寄付する方法

不要な服を寄付する方法は、「郵送」と「持ち込み」のいずれかが一般的です。無料で寄付したい場合は、以下の方法を検討してみましょう。
自治体の回収ボックスを利用する
お住まいの地域によっては、公民館や公共施設などに古着回収ボックスが設置されています。無料で利用でき、回収された服はリユースやリサイクルに回されます。お住まいの地域の情報を確認してみましょう。
アパレルブランドの回収プログラムを利用する
ユニクロやGU、H&M、ZARA、無印良品などの大手アパレルブランドは、店頭に回収ボックスを設けています。自社製品だけでなく他社製品も対象としている場合があり、回収された服はリユースやリサイクル、難民キャンプへの支援などに活用されます。
養護施設や福祉施設への寄付
地域の児童養護施設や児童福祉施設、リサイクルセンターなどでも、古着の寄付を受け付けている場合があります。ただし、事前に該当施設へ連絡をし、寄付を受け付けているか、どのような服が必要とされているかなどを確認することが大切です。
NPO法人への寄付
NPO法人やNGOが提携するサービスを利用する方法もあります。これらのサービスは、寄付された服を売却して支援金に当てたり、直接海外支援に活用したりと、団体ごとに取り組みを行っています。当法人も、寄付された服の買取金額を、活動資金として充てることができるBrand Pledgeと提携して、いらない服の寄付を受け付けています。
無料で寄付できる「Brand Pledge」とは?

当法人アクセプト・インターナショナルが提携するBrand Pledgeは、ブランド買取のブランディアと寄付プラットフォームのSyncableが運営するファッションアイテムの買取寄付サービスです。 不要になった服やバッグを送料無料で送るだけで、査定額が支援団体への寄付になります。さらに、1件の申し込みにつき300〜500円が上乗せで寄付されるのも大きな特徴です。
Brand Pledgeで寄付する3つのメリット
無料で寄付できる(送料・手数料ゼロ)
専用キットを申し込めば、段ボールが自宅に届きます。詰めて送るだけで、送料・手数料がかかりません。
査定額に+300~500円が上乗せ
例え査定額がゼロでも、申し込み一件につき300~500円が世界の平和構築を目指すアクセプト・インターナショナルに寄付されます。
取り扱いブランド・アイテムの幅広さ
洋服・バッグ・アクセサリーだけでなく、タオルやスカーフ、ハンカチなども寄付することができます。また、対象となるブランドはハイブランドのみでなく、Patagonia, NIKEなどのカジュアルなブランドも対象となります。
寄付したい団体を選ぶことができる
Brand Pledgeでは、自分の応援したい団体を自由に選んで寄付することができます。例えば、難民支援、子どもの養育支援、環境保護、紛争解決など、幅広い分野のNPOやNGOが参加しています。
応援したい団体がすでにある方はもちろん、「自分の寄付がどんな活動に役立つのか知りたい」という方にとっても、寄付金がどのような活動に役立ったのか、具体的にわかるので信頼感があります。このように、NPOやNGOへの寄付は、不要な服をリユースするだけでなく、その服が持つ価値を社会貢献という形で最大限に活かすことができます。
服を寄付する3つのメリット
家が片付いてスッキリする
「いつか着るかも」と思って残しておいた服も、実際には何年も袖を通していないことがほとんどです。服を寄付すれば、そうした不要なアイテムを迷わず手放すことができます。クローゼットがスッキリするだけでなく、気持ちも前向きになるでしょう。
捨てて処分するより、誰かの役に立つことができる
自分には不要でも、その服は誰かにとって必要とされる一着かもしれません。寄付された服は、貧困に苦しむ人々への支援や、団体が活動を行うための資金として活用されます。 単なる処分ではなく「支援」として服を手放すことで、社会とのつながりを感じることができます。
環境にやさしい
服1着を生産するには、約2,368リットルの水と、25.5キロのCO2が排出されると言われています³。寄付することで、これらの資源を無駄にせず、持続可能な社会に貢献できます。
寄付の流れ
ステップ1:寄付先を選ぶ
まずは支援したい団体やサービスを選びましょう。送料が無料のサービスも多いので、サイトから手軽に申し込めます。
ステップ2:寄付する服を選ぶ
寄付できるのは、基本的に「まだ着られる状態」の服です。事前に各団体のウェブサイトで、受け入れ可能なアイテムを確認しましょう。各団体で受け入れているアイテムを調べるのが面倒であれば、Brand Pledgeなどの買取寄付サービスを活用するのがおすすめです。
ステップ3:梱包して送る
指定の方法で梱包し、発送します。自宅への集荷を依頼すれば、家から一歩も出ずに寄付を完了できます。
寄付する際の注意点
清潔さを保つ
寄付する服は、必ず洗濯済みの清潔な状態で提供しましょう。汚れやシミ、匂いがついた服は受け取りを断られる場合があります。下着などの肌着は、新品または新品同様の状態でなければ寄付できない団体がほとんどです。
季節を考慮する
寄付する時期と服の種類を合わせることも大切です。夏場に厚手のコートを寄付しても、すぐに活用されない可能性があります。ただし、Brand Pledgeなどのサービスを活用すれば季節は気にせず寄付していただけます。
寄付を受け付けていない衣類の種類
多くの団体が、衛生上の理由から下着・水着類の寄付は受け付けていません。また、制服や作業着など、特定の用途に限定される衣類も、再利用が難しいため受け付けない場合があります。
服を寄付する3つのメリット
家が片付いてスッキリする
「いつか着るかも」と思って残しておいた服も、実際には何年も袖を通していないことがほとんどです。服を寄付すれば、そうした不要なアイテムを迷わず手放すことができます。クローゼットがスッキリするだけでなく、気持ちも前向きになるでしょう。
捨てて処分するより、誰かの役に立つことができる
自分には不要でも、その服は誰かにとって必要とされる一着かもしれません。寄付された服は、貧困に苦しむ人々への支援や、団体が活動を行うための資金として活用されます。 単なる処分ではなく「支援」として服を手放すことで、社会とのつながりを感じることができます。
環境にやさしい
服1着を生産するには、約2,368リットルの水と、25.5キロのCO2が排出されると言われています³。寄付することで、これらの資源を無駄にせず、持続可能な社会に貢献できます。
寄付先団体の選び方

ここまでで、服の寄付のメリットやBrand Pledgeを通じた寄付の仕組みについて紹介しました。では、実際に「どの団体に寄付すればいいの?」と迷ったときには、次のようなポイントを参考にしてみてください。
定期的な活動報告などを通し、寄付の使途が明瞭である
SNSやホームページなどで活動報告が定期的になされていれば、その団体は継続的に活動を行っていて、寄付金をしっかりと活用している団体である証明になります。さらに、自分の寄付金が実際に社会のためになっていることを実感できるので、寄付をしてよかったと満足感を得ることができるでしょう。加えて、SNSやホームページでの活動報告は、団体の活動を周知するための重要な手段であり、多くの団体がそれを活用しています。それにもかかわらず、これらを利用していない団体があるのは、少々不自然に感じられるかもしれません。こうした理由から、寄付をしようと考えている際は、大前提として定期的に活動報告をしている団体を選びましょう。
イベント等でスタッフから活動についての説明を受けられる
団体によっては、イベント等を開催して団体の活動について直接説明を受けられる機会がある場合があります。こうしたイベントでは、その団体で働いている人の様子を見ることができるだけでなく、活動の内容を詳しく知ることができます。団体の内部を見ることができるという点で、イベント等で直接スタッフから活動についての説明が受けられる団体は信頼できると考えられます。
メディア出演の実績がある
メディアで発言する際は、その内容に責任を持つ必要があります。また、メディア側も取り上げる団体を慎重に選んでいるため、メディアで紹介された団体は、その実績が信頼性に直結しています。さらに、テレビ、新聞、オンラインメディアなどで活動が紹介されている団体は、社会的に一定の評価を受けている証拠とも言えるでしょう。
法人格を持っている
法人格を取得している団体は、一定のプロセスを経て登記されているため、個人で活動している団体に比べて、より信頼性や客観性が高まると言えます。加えて、一般社団法人よりもNPO法人(特定非営利活動法人)の方が、所轄庁の認可が必要であったり、登記においてもやや厳しい条件が設定されていたり、また、明確に非営利事業に限定して活動を行う必要があるといった点において、信頼性が相対的に高くなります。もちろん、法人格がない団体であっても、地域に根付いた素晴らしい活動をしている任意団体も日本においては数多く存在しています。一概にはいえませんが、法人格の有無は一つの視点として参考にしてみてください。
まとめ
本記事では、いらなくなった服を無料で寄付する方法、また、服を寄付することのメリットについて紹介してきました。いらなくなった服は、捨てるのではなく、無料で寄付という形で誰かの役に立てることができます。「家が片付く・誰かの役に立ち、社会貢献できる・環境にやさしい」ーこれらのメリットは、服を無料で寄付する大きな魅力です。中でも当法人と提携しているBrandPledgeは、送料・手数料ゼロで、査定額に加えて300〜500円が上乗せ寄付されるため、手軽に社会貢献を始めたい方におすすめです。
最後に、世界には、生活の苦しさや洗脳、誘拐など、望まぬまま紛争に巻き込まれてしまった子どもや若者がたくさんいます。彼らは強制的に武装勢力に加入させられ、その多くが戦闘で命を落としています。さらに、紛争が拡大すると、子どもや女性を含む立場の弱い方々が難民・避難民として住む場所を追われるなど、より多くの人が厳しい環境に置かれることとなります。
こうした現状を変えるために、私たちアクセプト・インターナショナルは、テロや紛争を終わらせ、平和な世界を実現するための独自の活動をしています。こうした紛争地での活動は、皆様のご寄付があるからこそ実現できています。
そして、当法人アクセプト・インターナショナルは、紹介したBrand Pledgeと提携しており、本制度を通じてご寄付を受け付けています。お送りいただいたファッションアイテムの査定額が、紛争地で憎しみの連鎖を解く活動のための大切な資金源となります。ぜひ本制度を通じた当法人へのご寄付をご検討いただければ幸甚です。
また、スタッフから活動について直接説明を受けることができる活動説明会やドキュメンタリー上映会などのイベントを、毎月複数回、無料で開催しています。活動についてより詳しく知りたい方はもちろん、スタッフや団体の様子を感じてみたい方は、ぜひお気軽にご参加ください。
アンバサダーとは月1,500円(1日50円)からの継続的なご支援をもとに「テロや紛争のない世界」を、ともに目指す「同志」です。毎月1,500円で1年間支援すると、大工などの職業訓練を、テロ組織にいた若者2名に1ヶ月間提供できます。

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¹環境省「令和2年度 ファッションと環境に関する調査業務」 https://www.env.go.jp/policy/pdf/st_fashion_and_environment_r2gaiyo.pdf
² Ibid.
³ Ibid.