団体概要
代表挨拶

2011年夏、大学一年生の時、「比類なき人類の悲劇」と形容されていたソマリアを知りました。緊急支援を行うNGOですら撤退せざるを得ない凄まじい場所でしたが、どうしても目を背けることができませんでした。

2011年9月に日本ソマリア青年機構を創設してからは「自分たちだからこそできること」があると信じ、必死に行動してきました。様々な障壁もありましたが、一つ一つ、志を共にする仲間たちと乗り越えてきました。「はじめにイシューを決めるからこそできることが必ずある。」問題解決のみを見据えて行動してきた中で、そんな確信があります。

今、改めて、「自分に何ができるのだろうか?自分は何をしなければならないだろうか?」と考えます。世界を見渡すと、テロは増加傾向にあり、ソマリア以外にも目を覆いたくなる紛争があることがわかります。考えることは2011年の時と同じ。今ならもっと、やれることがある。やるべきことがある。僕らは無力でも微力でもない。

人生を賭して、テロと紛争の解決に挑戦しようと思います。
どうか、皆様のご理解とご支援を心からお願い申し上げます。

NPO法人アクセプト・インターナショナル 代表理事
永井 陽右

<プロフィール>
NPO法人アクセプト・インターナショナル代表理事。主にソマリアやイエメン、パレスチナなどの紛争地にて、いわゆるテロ組織を含む非政府武装勢力との交渉や和平に向けた対話構築、非政府武装勢力からの離脱とその後の社会復帰支援、緊急人道支援などを実施。また近年は、テロや武力紛争に関わる若者に関する国際規範の制定に向けても取り組んでいる。国連ではアドバイザリーボード、専門家会議や専門作業部会のメンバー等。オックスフォード大学客員フェロー。京都大学大学院非常勤講師。著書に『紛争地で「働く」私の生き方』(小学館)など。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)紛争研究修士課程修了、早稲田大学社会科学研究科博士後期課程修了。

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憎しみの連鎖をほどくために、
今世界で、あなたが必要とされています。