2020年以降、新型コロナウイルス感染症の影響により社会生活は大きく変わり、多くの在日外国人の日常生活もまた変化しました。その中でも特に、言葉の壁により生活情報や在留資格に関する情報を手に入れることができない外国人の方々は孤立と困窮を深める事となりました。当支援事業部では電話やメールで日常的に相談することができる窓口を設置し、2022年からはそれに加え、ハラルフードや野菜などの配布会を行い、訪れる方々のために生活相談窓口を併設しました。
これまでに寄せられた様々な相談の中で、私たちが注目したのは外国にルーツのある子どもや若者たちの中で、日本社会での生きづらさを抱えたまま生活しているケースがあるという事です。言葉の壁はないけれど、家庭と学校あるいは家庭と職場での習慣に大きな相違があり、どちらかにいる時、もしくはどちらにいる時も違和感を感じ続けている子どもや若者たちがいるということ。そんな方々が気軽に相談できる場所として今年、2023年は居場所事業を始めます。子どもや若者だけでなく、家族や関係者からの相談にも対応いたします。
在日外国人支援事業部第2の拠点ともなる居場所、名付けて「赤羽ベース」で利用者の見守りや宿題のお手伝い、保護者や地域社会からの相談に対応していただける方を大募集いたします。
フードバンクは今後も月1回のペースで継続する予定ですが、開催場所をこれまでの当団体事務所から関東圏のモスクに広げ、曜日も土曜日から平日に変更予定で現在調整中です。
本ポストでは、相談者一人一人に親身になって耳を傾けられる方、問題解決の施策をリサーチし実行できる方など、主体的に活動にご参加いただける方を歓迎いたします。
各ポストの具体的な業務内容や普段の生活との両立など、応募する前に知りたいことがいくつもあるかと思います。
そんなあなたに、現役のインターン・プロボノから直接説明を聞き、質問することができる座談会を中心としたプログラムを用意しております。
ぜひ、ご参加をご検討いただき、「インターン・プロボノがどのように携わっているのか」「どのような人が活動しているのか」「普段の生活との両立はできるのか」などの不安や疑問を解消していただけますと幸いです。
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