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解散式/インタビューの映像
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※最終更新日:2020年1月15日23:59
ケニア共和国首都ナイロビ・イスリー地区。同地域の中心街には、「Calif Massive is Over, We are Youth Leaders.」(カリフマッシブは終わった。僕たちはユースリーダーだ。)と書かれた壁画があります。
これは、2018年3月、イスリー地区3大ギャング組織の1つ、「カリフマッシブ」が解散式を実施した際に、彼らが社会へのメッセージを込めて作成したものです。
私たちは、同地域でギャング組織に加入してしまった若者の受入れを2013年から7年間行ってきました。ソマリアからの難民・移民である彼らは、ケニア社会では治安悪化の一因・テロ組織からのリクルート対象として恐れられます。一方、その多くは若者であり、紛争により祖国を追われ、経済的にも困窮を極めるなか、生き延びるために過激化した人々です。
私たちが提供する意識改革プログラムやギャング組織以外の居場所を創ることを狙いとしたフットボールチームプログラムなどに参加する中で、彼らの多くは新たな一歩を踏み出しています。解散式も彼ら自身から提案されたものでした。
ケニア共和国首都ナイロビ・イスリー地区。同地域の中心街には、「Calif Massive is Over, We are Youth Leaders.」(カリフマッシブは終わった。僕たちはユースリーダーだ。)と書かれた壁画があります。
これは、2018年3月、イスリー地区3大ギャング組織の1つ、「カリフマッシブ」が解散式を実施した際に、彼らが社会へのメッセージを込めて作成したものです。
私たちは、同地域でギャング組織に加入してしまった若者の受入れを2013年から7年間行ってきました。ソマリアからの難民・移民である彼らは、ケニア社会では治安悪化の一因・テロ組織からのリクルート対象として恐れられます。一方、その多くは若者であり、紛争により祖国を追われ、経済的にも困窮を極めるなか、生き延びるために過激化した人々です。
私たちが提供する意識改革プログラムやギャング組織以外の居場所を創ることを狙いとしたフットボールチームプログラムなどに参加する中で、彼らの多くは新たな一歩を踏み出しています。解散式も彼ら自身から提案されたものでした。
しかし、解散式後のカウンセリングやモニタリングでは、経済的自立に関する相談が後を絶ちません。具体的な相談内容としては、「手持ちのお金がなくなってしまったが、就労先が見つからない」「就労は決まったものの2か月で解雇されてしまった」などの就労に関するものが圧倒的に多く、その背景には、ソマリア人/元ギャングだったというだけで、社会から排除されてしまったり、教育・スキル習得の機会を得られなかったりしたことがあげられます。
本プロジェクトでは、元ギャングのスキルの習得と経済的自立を強力にサポートすることで、ギャング組織解散後の本格的な経済的自立を目指します。
過去の参加者や過激化リスクの高い地域の若者を対象に、実際的な収入創出に繋がる4つのセッションを3日間集中で実施して、その後も希望者には個別フォローアップを行います。
実施するプログラムは、彼らが抱える収入創出への課題としっかり向き合った内容になります。特に、核をなすのは「すぐに使えるスマートフォンの修理スキル」の提供による経済的自立支援です。ケニアでは2014年以降にスマートフォンが急速に普及しています。しかし、修理業者はまだまだ数が少なく、今後のビジネスチャンスです。このブログラムを皮切りに、将来的にはプログラミング等幅広いスキルへの対応を検討しています。
新規参加者については、必要に応じて既存の脱過激化プログラムと組み合わせながら、月20名ほどの受講者を受け入れます。また、本プロジェクトは国連人間居住計画(UN-Habitat)が運営するナイロビのユースセンターと協働の予定で、会場の提供やフォローアップへ協力してもらう予定です。2019年9月からは、実際に本プロジェクトを2週間に1回のペースで実施しており、現地職員研修や協働先との調整も順調に進んでいます。
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本キャンペーンで実現を目指す就労プロジェクトのプレ実施の模様が、
国連人間居住計画(UN-Habitat)のTwitterアカウントで紹介されました。
国連人間居住計画には、本取組みに賛同いただき、会場の提供も行っていただいています。
活動の本格化へ、 どうか皆さまのご協力をお願いいたします!
いつも大変お世話になります。広報局の藤沢です。
今回は、本キャンペーンに際してのケニア事業部インターンの声をご紹介します。
▼白石 香純(早稲田大学修士2年生)
いつも温かい応援ありがとうございます。ケニア事業部長の白石香純です。
私は今年の夏にケニアに渡航し、スマホ修理スキル講習をプレ実施してまいりました。
ケニア滞在の中で最も印象に残っているのは、現地の協力者であるハッサンの「スキルトレーニングを必要としているユースはここにたくさんいるんだ」という言葉です。
職がない、収入がないという不安定な状況に陥ることで、過激化してしまう若者がいます。
このような若者に対する実際的な収入創出支援の必要性を実感させられました。
現在当法人では、ケニアでの新事業本格化のためのアンバサダー100名キャンペーンを実施しています。
このキャンペーンでさらなる発展を目指しているのは、スマホ修理スキル講習を核とした収入創出プログラムです。
このプログラムは、スマホ修理スキルだけでなく、ライフスキルの提供、就労サポートを通して包括的に彼らの収入創出を支援することを目指します。
1人1人の若者と向き合い、彼らの現実的な課題に対応した講習を提供できるのは当法人ならではです。
事業の本格化・継続化のために、皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。
▼山崎 琢磨(慶應大学3年生)
ケニア事業部の山崎です。
ギャングの社会復帰支援事業に携わってから3年半が経ち今年の9月まではケニアにて 1年間事業を回してきました。
主に取り組んできたのは、「就労の壁」です。ケニアでは職に就けない若者が数多く存在します。
そこで私たちは、支援対象者であるギャングたちが自ら収入を創り上げることに焦点を当て、新たにプロジェクトをスタートさせました。
それが、スマホ修理スキルを用いた「収入創出プロジェクト」です。
近年ケニアでは安価なスマートフォンが流通し利用率が飛躍的に伸びている一方、修理業者はまだ数が限られており今後の需要増加が見込まれます。
私たちは、現地機関への委託では充分でないライフスキル講座や徹底した修理演習、ビジネススキル等も併せて提供するために自ら修理方法を覚え、現場のニーズを拾い上げてプロジェクトを構成しました。
正直、やっていることは泥臭く極めて地味ではありますが、だからこそ地に足のついたプロジェクトができたと自負しています。
継続的なフォローアップにより、多くの若者が着実に1歩を踏み出しています。
ぜひこのキャンペーンの機会に、みなさまのご支援で彼らの一歩を継続的に後押ししていただければ幸いです。
▼林 偉一郎(立命館大学3年生)
ケニア事業部の林偉一朗です。
当法人の活動地であるケニアの首都ナイロビ、イスリー地区では複数のギャング組織が存在します。
ギャングは治安の悪化だけでなく、テロリストからのリクルート対象とされ、ケニア社会からは疎外された存在です。
社会から疎外されることによって安定した職を手にできず経済的理由から過激化してしまうこともあります。
そんなケニア社会から疎外される彼らに対し、私たちは脱過激化と積極的社会復帰の2つの活動を展開してきました。
そして、2018年春、私たちが受け入れ続けてきたイスリー三大ギャング組織「カリフマッシブ」の解散式を実施するに至りました。
解散式はカリフマッシブのメンバーたちが自ら行った悪行を紙に書き、それを燃やすことで、「過去を断ち切り、未来に向かって歩き出す」ことも行いました。
彼らと話すと、ケニア社会や誰もが恐れるギャングではなく、紛争や貧困に振り回されても懸命に生きようとする若者だということを実感させられます。
そんな彼らが力強く前に進む手助けが少しでもできたと思うと誇らしく感じます。
現在、ケニア事業部では「スマホ修理」に着目した新たな就労支援を開始しています。
この支援の目的は元ギャングが経済的理由から再過激化してしまうリスクを低減することです。
まだまだ、荒削りのスキームですが現地スタッフとの密な協力のもと少しずつ進めています。
テロ・紛争が貧困を生み、貧困がテロ・紛争を生むこの負のサイクルに歯止めをかけ、
テロのない世界の実現を目指します。その実現のため、皆さんのお力を私たちに貸してください。
どうか、よろしくお願いいたします。
▼原 京香(会社員)
昨年の11月にケニア事業部に加入した原京花と申します。
まだメンバーになり2ヶ月程ですが活動に参加させて頂く中で、メンバーが自分たちの時間を捧げながら本気でケニアの若者のために活動に取り組んでいるということを感じています。
現在取り組んでいる「収入創出プログラム」は単発の支援ではなく、これから彼らが生きていく将来を支えることのできるプログラムです。
日々そのプログラムの改善の為に必死に活動していますが、プログラムをより良くしていく為には現地の人の雇用などの問題含め、皆様のご支援が必要不可欠な状態です。
このキャンペーンを機会に1人でも多くの方がアンバサダーとして、ケニアの若者のため一緒に活動に参加して下されば幸いです!
▼安藤 岳(筑波大学1年)
いつも応援ありがとうございます。 11月から新たにメンバーとなりました。ケニア事業部の安藤岳と申します。
現在当法人は、ケニアにおける新プロジェクトを本格化させるにあたってアンバサダー100名キャンペーンを実施中です。
この新たなプロジェクトは、需要の高い携帯修理のスキルを講義形式で伝えるとともに、若者が身につけたスキルを実際に収入につなげていけるよう就労サポートを行なうものです。
日本では人生においてさまざまな選択肢がありますが、世界に目を向ければ選択肢のない人々がたくさんいます。
プロジェクト対象地域の若者達も、生まれもった人種の違いが原因で社会的に排除され、選択肢がないために過激化してしまっているのが現状です。
彼らが多くの選択肢の中から自ら望んだかたちで社会に復帰してゆくためには、収入を創出すること、そしてその成功体験が必要であり、このプロジェクトはその一助となるものです。
既に国連人間居住計画との提携も進んでいます。
自分もまだまだ未熟ではありますが、次回のケニア渡航に参加させていただき精一杯彼らのサポートをしたいと思っています。
夢を追いかけはじめた彼らへの継続的な後押しのために、皆様のご協力をいただきたいです。よろしくお願いします。
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新プログラムの実現へ、インターンを含むメンバー一同全力で励んで参りますので、応援の程何卒よろしくお願い致します。
当法人では、ギャングを対象とする 収入創出のための新事業の本格化にともない、
本プロジェクトを支えて下さる 継続的な支援者(アンバサダー)を 新たに100名募集します
ケニアで窃盗等を繰り返すギャング組織。
しかし、その多くは若者たちです。 紛争により祖国を追われ、経済的に困窮を極め 生き延びるために過激化した人々です。
彼らを受け入れる活動を続けて7年。
3大ギャング組織の一つを 解散することが出来ました。
しかし、解散後も就労に関する相談は後を絶たず、 新プロジェクトを開始する運びとなりました。
12月1日~1月15日、この新プロジェクトを支えて下さる支援者を100名募集します。
こんにちは。
広報局の藤沢です。
ケニアで窃盗等を繰り返すギャング組織。
しかし、その多くは若者たちであり、 紛争により祖国を追われ、経済的に困窮を極め 生き延びるために過激化した人々です。
ソマリア人ギャングの要望を踏まえて、現地の状況を伝えるためにともに制作したドキュメンタリーが"Real Gangsters"(2016年当法人製作/16分)です。
2018年度東京ドキュメンタリー映画祭でも放映されました。よろしければ是非ご覧下さい
一つでも当てはまる方は、ぜひお気軽にお越しください!
私たちアクセプト・インターナショナルは、「テロと紛争の解決」を目指すNPOです。
武力ではなく、対話によって「受け入れる」姿勢を軸に 活動を行い、ソマリア・ケニア・インドネシアにて、テロリストやギャングといった暴力的過激主義者を対象に事業を展開しています。
※ケニアで活動している日本人メンバーと事業参加者
今までインターンやプロボノとしてでしか、アクセプトの活動に参加するのが難しかったところ、今回初めて単発のボランティアDayを開催いたします!
「テロ・紛争のためにできることは難しいことしかないのでは?」
「長期インターンはできないけど、単発のボランティアならできるかも。」
「手が空いているけど、どこでボランティアをしよう?」
と思っておられる方、ぜひこの機会をきっかけに「国際協力」に参加してみませんか?
※当法人のために活動している支援者の皆さん
前半には、ご参加くださった皆さんとボランティア作業を行います。
また後半は、当法人を知っていただくための活動説明会を短く開催いたします。
説明会の後には、希望者で懇親会も行う予定です。
当日お会いする方々の中で繋がりをつくりたい方や、追加の質疑応答やより深い意見交換をしたい方は、ぜひご参加下さい。
皆さんのお越しを メンバー一同心よりお待ちしております!
日時:2019年11月28日(木) 19:30~21:00 (19:15~受付)
19:15~19:30 開場・受付
19:30~20:30 ボランティア作業
20:30~21:00 活動説明・質疑応答
21:00~22:00 同会場にて、希望者で懇親会を行います
東京都新宿区四谷四丁目13-7 清水ビル1階
(地下鉄丸ノ内線 四谷三丁目駅から徒歩4分)
参加費:無料(懇親会費は別途)
► | 100名でできること① |
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► | 100名でできること② |
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ケニアにおいて
約130名以上の
ギャングを
受入れ
ソマリアにおいて
約220名/年の
イスラム過激派組織の
投降兵を
受入れ
ソマリアとケニアの国境
マンデラにて
国連職員・地方政府職員への
研修を担当
個人で支援する
団体で支援する
個人で支援する
団体で支援する
03-4500-8161