緊急募集・パレスチナにおける和平に向けて - アクセプト・アンバサダー300名キャンペーン | NPO法人アクセプト・インターナショナル

憎しみの連鎖をほどく 日本から、あなたとともに

現在
0 5 1
目標
300
目標終了日まで
4 5
17%
パレスチナ和平に向けた長期的な道のりを、
アンバサダーとして私たちとともに歩んでいただけたら幸いです。
※経過報告は随時更新します(3/6 12:09時点)

当法人への直接の単発寄付はこちら
issue

長期化、そして激化する
パレスチナ問題

80年近くにわたる武力紛争や占領といった問題が続く中、2023年10月7日以降、パレスチナ情勢はさらに混迷を極めています。
2025年1月19日に停戦合意が発効しましたが、依然として状況は極めて深刻です。

特にガザ地区でのパレスチナ人の死者数は、
少なくとも4万8千人を超え
多くの女性や子ども
も犠牲になっています。

こうした中、ガザ地区における緊急人道支援がなされていますが、
新しい視座や視点をもって新たな和平プロセスを見出す取り組みは不足しています。

というのも、これまでのパレスチナ・イスラエル間やパレスチナ内の
交渉や対話は年長の政治指導者らに主導されてきました。

そこでは、今後の社会や平和の実現において大きな役割を担う
女性や若者の参加は極めて限られてきました。

また、これまでの和平プロセスでは
重要な紛争当事者が参加していませんでした。

だからこそ、ここからの和平プロセスにおいては、
紛争当事者を含む若者たちが
平和の担い手として新たなプロセスを構築すること

が求められています。

  • ※1 Created by modifying “Demolished Community” (© The Advocacy Project, 2011 (CC BY-NC-SA 2.0))
  • ※2 Created by modifying “Damage in Gaza Strip during the October 2023 - 02" (© WAFA in contract with APAimages, 2023 (CC BY-SA 3.0))
OUR APPROACH

私たちは、若手リーダー主導の新たな和平プロセスを創るとともに、
彼ら彼女らと連携して緊急人道支援などの取り組みを行います。

これにより、これまで取り残されてきた若者たちを起点とした
和平の実現への足掛かりを築いていきます。

①紛争当事者を含めた新たな和平プロセスの構築

対話会合
これまでに中東各国でパレスチナの若手リーダーたちとともに、対話会合を3回ほど実施してきました。対話の中では「国際社会で仲間を増やす方法を知りたい」「パレスチナ人の間の和解について考え、新たなプロセスを始めたい」など、さまざまな意見や問題意識が出されました。

ここからはさらに多くの政党から若手リーダーの参加を呼び込むとともに、市民社会などで活躍する若者たちも含めて対話を行います。また参加者の半数は女性の若手リーダーになるようにし、新たな和平プロセスを促進していきます。
和平プロセス促進のための研修
多様な研修を通して、若手リーダーの能力を強化していきます。これまでにも国際法の専門家を招いて、国際法の視座からの問題点や解決に向けた具体的な行動などについて講義と議論の場をつくってきました。ここからはアルジャジーラやトレド国際平和センターなどの国際的な組織や大学などの研究機関とも連携しつつ、紛争解決、平和構築、交渉、メディア戦略などに関する研修をも実施していきます。

②ガザへのさらなる緊急人道支援

多くの避難民が集まるガザ中部にて、衛生用品の配布を868世帯を対象にこれまで実施してきました。避難民キャンプは過密状態にあり、感染症が拡大しやすい状況にあるため、石鹸、シャンプー、洗剤、歯ブラシ、生理用品などを配布し、衛生環境の改善をはかっています。

今後はガザ北部で給水支援などを含めたさまざまな支援を行う予定です。北部ではイスラエル軍による激しい包囲攻撃が行われ、多くの井戸が破壊されているため、給水支援は欠かせません。国連機関や他のNGOなどとの調整をしつつ、現地のニーズに合わせて食料支援や衛生環境改善なども実施していきます。

なお、緊急人道支援の内容や実施の方法については、若手リーダーたちによる和平プロセスの中で出てきた新たな課題や提案も踏まえて検討することで、援助関係者だけによる支援ではなく実際のパレスチナの人々の視座も組み込まれるように工夫していきます。
WHY ACCEPT

約14年の活動を通して、紛争解決・平和構築につながる革新的なアプローチを
日本発で生み出してきました。

パレスチナ和平の実現に向けても、
私たちだからこその強みを活かして挑戦します。

  • 紛争にかかわる当事者が持つ
    ユニークな可能性に着目

    紛争当事者を脅威とみなすのではなくむしろユニークな可能性を持つ人と捉え、彼ら彼女らが平和の担い手となるための取り組みを行うことで、平和への循環を生み出してきました。

  • 極めて難しい環境下での豊富な
    交渉・対話の経験

    ソマリアやイエメンといった紛争地の最前線において、軍や情報機関・武装勢力などとの交渉・対話を重ねてきたとともに、非常に難しい分野で様々な前例と確かな成果を生み出してきました。

  • 緊急人道支援を超えた
    和解・和平への視座

    紛争当事者を巻き込んだ緊急人道支援や地域社会との対話セッションなど、紛争中であっても和解・和平に繋げていく新たなアプローチを確立してきました。

achievement

私たちの取り組みは
国内外で高く
評価されています

  • 平和賞受賞
    バーレーン国王と国連開発計画から

    平和賞受賞

  • パリ平和フォーラム2020
    日本から初選出

    パリ平和フォーラム2020

  • 第2回SDGs岩佐賞
    公益財団法人岩佐教育文化財団

    第2回SDGs岩佐賞

多くのメディアに取り上げられています

MEDIA主なメディア実績

  • MBS「情熱大陸」
  • 日テレ「NNNドキュメント'22」
  • NHK BS1「ザ・ヒューマン」
  • TBS「サンデージャポン」
  • TBS「報道特集」
  • テレビ朝日「発信!未来クリエイター」
  • 朝日新聞
  • 毎日新聞
  • 読売新聞
vision

戦後80年を迎える2025年。
世界の紛争解決・平和構築において、日本人だからこそできることがあると信じています。

これまで培ってきた紛争地の最前線での経験や知見を活かして、
ここ日本から、パレスチナにおける新たな和平へ向けたプロセスを支えていきます。

ambassador

その実現のために、
私たちの挑戦にご参加いただけないでしょうか?

「アクセプト・アンバサダー」とは?

月1,500円(1日約50円)からの継続的なご寄付で
私たち独自の取り組みに「同志」としてご参加いただけます。
継続的なご支援だからこそ、
和平の実現に向けた長期的な取り組みを推し進めることができます。

本取り組みにかかる経費の一例

1回あたりの対話会合および研修のための費用(参加者の居住地から対話会合開催地までの往復航空券、宿泊費など)
※オンラインを含め2ヶ月に1回程度開催
1回あたり
300〜400万円
食料配布(ガザにおける400世帯を対象に1週間の食料を支援) 500万円
給水支援(ガザにおける1000世帯を対象に30日間の飲料水を支援) 500万円

※上記の経費には人件費は含まれていません。

return

アクセプト・アンバサダーは
前例を創る同志です

  • 1活動報告

    毎月メールマガジンにて、プロジェクトの進捗や成果を写真や動画とともにご報告します。アンバサダーの皆様には可能な限りモザイクなしでお届けします。

  • 2アンバサダーキット

    郵送物を希望される方には、アンバサダー・ステッカーやご案内資料などのキットをお送りいたします。また、私たちの一員として、アンバサダー名刺を発行することもできます。

  • 3イベントへのご招待

    代表・永井から創業ストーリーをお伝えするイベントや年に1度のアンバサダー・サミットなど、当法人を近くに感じられるイベントを開催しています。

  • 4現地へのメッセージ募集

    キャンペーン期間中、パレスチナの若手リーダーたちに皆様からのメッセージを届けます(希望者のみ)。アンバサダー登録の直後に送られるフォームにご記入ください。

voices

アンバサダーとして
ご支援いただいている皆様の声

奥田彩花さん20代・会社員・大阪府

これだけ発達した社会でなぜ紛争は終わらないのかと常々思っていました。 危険と隣り合わせの現場で、憎しみや絶望を抱える若者に手を差し伸べ続ける姿に勇気をもらいます。 長年支援する中で、社会復帰を果たす人が増え、パレスチナまで活動の幅が広がるのを見て、平和への道のりを着実に歩んでいるのだと希望を感じます。

高橋宏太さん30代・会社員・佐賀県

代表の永井さんやスタッフの皆さんの熱意に共鳴し、アンバサダーになりました。彼らは、命を懸けてパレスチナ問題をはじめとした深刻な問題に取り組み、和平に向けた無限の可能性を追求しています。私もこの活動を支えることで、微力ながら平和な社会の実現に寄与できたらと考えています。

関口明子さん50代・公務員・神奈川県

「誰一人取り残さない」ために、進み続ける強き心と信念をもった団体。どんな人とも対話を根幹に、相手をまず受け入れるその姿勢と活動に心動かされました。新たなパレスチナの和平構築へむけて挑むアクセプトをこれからも応援し、ともに歩んでいきたいと思いました。

南條博さん60代・医療職・秋田県

共にパレスチナ和平への道を切り拓く、独創的でグローバルなアクセプト・インターナショナルの活動は、私の希望であると素直に思えます。高い志を持った若者たちが、人生をかけて紛争地の課題解決に取り組んでいる。私はそんな彼らと寄付を通じて繋がっていたいと思っています。

recommendations

多くの期待が寄せられています

平和構築ファシリテーター
ニマラ・ハルーフェ さん

これまで15年以上パレスチナの若者や女性を対象に平和構築の取り組みを行ってきました。パレスチナではイスラエルの占領によって多くの問題があり、若者たちも可能性を活かせず取り残されてきました。さらに同じパレスチナ人の間でも立場や考えは異なり、分断しているのも事実です。だからこそ、立場や見解を超えてパレスチナの若手リーダーたちが結集し、パレスチナの未来を考え、共に行動していくことが今必要です。今回のアクセプト・インターナショナルによる取り組みを心から応援しています。

パルシンク代表
オマル・シャバン さん

私はガザ地区のシンクタンクの代表で、これまでにスイス政府と共同でハマスとファタハといったパレスチナ政党間の対話の場をつくる取り組みを行ってきました。今回のアクセプト・インターナショナルによる取り組みに心から賛同を表明したいと思います。今日の分断された社会で、理解を育み、和解することは最も重要なことです。若者たちによる新たな和平プロセスは、傷を癒し、平和に繋がる団結を促してくれるでしょう。日本が先の戦争で困難を乗り越え、復活し、繁栄した経験はパレスチナの人たちを多いに支えてくれるものだと信じています。

Message

今こそ新たな希望の対話を

私はパレスチナの専門家ではありません。しかし、紛争解決と平和構築においては最前線の実務者でありプロです。危険、金にならない、共感できない、前例がないなどの理由から、取り残され続ける問題に対して真正面から向き合ってきました。そして、紛争当事者という多くの人が関わりたがらない・関われない人々との対話や交渉を一貫して行ってきました。

こうした私たちだからこそ、パレスチナにおいてもやるべきことがあると考えるに至りました。こうした私たちだからこそ、信じて話を聞いてくれ期待を寄せてくれる人々がいました。だからやるのです。

センシティブさ故にどうしても説明が抽象的になってしまう箇所が多々ありますが、誇り高きパレスチナの若手リーダーたちやパレスチナの専門家の方々と共に挑戦して参ります。こうした挑戦を日本からできることは私の誇りです。どうか温かなご支援を何卒よろしくお願い致します。

代表理事 永井 陽右

代表理事 永井 陽右

faq

よくあるご質問

アンバサダーとして何か活動をしなければいけませんか?

「アンバサダー」という名称は、皆様と共にある組織でいたいという想いから名付けられました。そのため、いわゆる大使のような形で何らかの活動を求めるものではありません。アンバサダーとして参加することで、私たちの一員であることを誇りに感じていただけたらと願っています。

寄付を決める前に活動について知る方法はありますか?

団体や活動内容に関する説明会などを定期的に開催しています。ぜひご参加ください。
▶︎イベントの詳細・お申し込みはこちら(https://accept-int.org/eventinfo/

また、当法人代表・永井の著書『紛争地で「働く」私の生き方』では、私たちが前例のない挑戦を続ける理由、仕事の苦悩、将来に向けたビジョンなどを赤裸々に知ることができます。
▶︎詳細はこちら(https://www.shogakukan.co.jp/books/09388894

いつでも解約することはできますか?

解約フォームにていつでも承ります。なお、生活状況などに合わせて、数か月程度の一時的な停止やご支援金額の減額も可能です。ご希望の方はフォームからお手続きください。

寄付金控除の対象にするにはどうしたらいいですか?

以下の方法をご利用いただくと、寄付金控除等の対象とすることが可能です。

公益財団法人パブリックリソース財団が運営するオンライン寄付サイト GiveOne(ギブワン)
※ご寄付に際しては、こちらからGiveOneでの会員登録が必要となります。
※ご寄付金額から15%の手数料が差し引かれた金額が2ヶ月後に当法人に入金されるシステムであることから、Give Oneを通じてアクセプト・アンバサダーにご就任いただく場合には、毎月のご寄付金額は2,000円以上でのご登録をお願いしております。

なお、当法人への直接のご寄付についても寄付金控除の対象にしていただけるよう、現在、厳しい条件をクリアして認定を受けるべく鋭意努力しておりますので、何卒ご理解をいただけますと幸いです。

郵送物を希望しません。

より多くのご寄付をプロジェクトに活用するため、郵送費の削減に努めていますので、ご安心ください。郵送物を希望される方はアンバサダー登録フォームにてチェックボックスを外してください。

私たちならできる、
あなたとなら。

私たちはパレスチナにおける和平の前例を創るべく
真っ直ぐに歩んできます。
日本から、あなたとであれば、実現できる。
そう信じています。

NPO法人アクセプト・インターナショナルについて

国内外で憎しみの連鎖といった負の連鎖をほどくことを目指して、2011年の創設以来、ニーズが非常に高いにも関わらずやり手がいない地域・分野・対象に向けて取り組みを実施してきました。

海外では、主に紛争に加担した若者が平和の担い手となるための支援や、地域社会への緊急人道支援および和解や和平に向けた取り組みに加え、世界中の紛争当事者が暴力から離脱するための国際規範の制定に向けた国際アドボカシー活動などを行なっています。

また、日本国内においては一般向けの啓発事業に加え、特に取り残されがちなイスラム教徒を中心とする在日外国人への生活支援・相談支援や、犯罪に巻き込まれた特に深刻な少年・少女への包括的な社会定着支援などを展開しています。

月1,500円~今すぐ寄付で支援する