パレスチナ特設ページ|NPO法人アクセプト・インターナショナル

人道支援と対話構築の両輪で
パレスチナ和平の新たな道を切り拓く

アクセプト・インターナショナル パレスチナ特設ページ

あなたのご寄付
人々の命を守り
新たな和平への道筋を支えることができます

これまでの支援者総数

1,170

※パレスチナ事業への用途指定の
ご寄付をいただいた方の人数。
2026年1月26日時点

situation 混迷を極める
パレスチナ情勢

80年近くにわたる紛争・占領の歴史を抱える中で、2023年10月以降パレスチナ情勢はさらに悪化しています。特にガザ地区では深刻な人道危機が続き、少なくとも7万1千人以上が命を落としたと報告されています(うち2万人以上が子ども)。

2025年10月には停戦合意がなされましたが、散発的な攻撃が継続しています。また、食料や水などの必需品は手に入るようになったものの価格が高騰しており、手がつけられない方も少なくありません。

こうした中、ガザ地区における緊急人道支援がなされていますが、新たな視座で和平プロセスを見出す取り組みは不足してきました。

実際、これまでの和平交渉・対話は年長の政治指導者らに主導され、今後の社会や平和の実現において大きな役割を担う女性や若者、そして重要な紛争当事者や組織が排除されてきました。

そうした背景もあってイスラエル・パレスチナの和平は頓挫し、パレスチナ内部の分断や不信も深まるなど、有効かつ持続的なパレスチナ和平への見通しは立っていない状況が続いています。

私たちはこうした状況を受け、取り残されたガザ北部の避難民キャンプで人道支援を実施するとともに、多様な政党・組織や市民社会の若者や女性を起点にした「新たな和平プロセス」を進めてきました。

飲料水を受け取りに向かうパレスチナの人々

our approach

ガザ地区での緊急人道支援を行うとともに、
若手リーダー主導の新たな和平プロセスを進めています。

ガザ地区での緊急人道支援の様子

project 01 ガザ地区での人道支援

現地関係機関と調整・連携しながら、特に被害を受けているガザ北部の避難民キャンプにて、今まさに脅かされる命を守るための人道支援を行なっています。

これまでは特に不足している飲料水や生活用水の供給に加え、石鹸・シャンプー・洗剤・歯ブラシ・生理用品などの衛生用品の配布、冬を乗り越えるための毛布の提供を主に行ってきましたが、状況は刻々と変わり、ニーズも常に変化しています。

だからこそ、現地と日々緊密に連携しリアルタイムで状況を見ながら、必要ではあるものの不足している支援を届けています。

さらにここでは、新たな和平プロセスを共に進めるパレスチナの若手リーダーたちを計画段階から巻き込み、彼ら彼女らが各々の主義主張や立場の違いを超えて協力し合う機会にもしています。これにより、単なる緊急支援ではなく分断の修復や和平に向けた機運の醸成にも繋げています。

新たな和平プロセスに向けた対話の様子

project 02 新たな和平プロセスに向けたさらなる対話の促進

上記のような短期的な支援と並行して、中長期的な和平を実現するための対話も今こそ求められています。

私たちはオスロ合意崩壊後の新たな和平への道筋を日本から支えていくべく、パレスチナの主要政党や組織、市民社会の若手リーダーが内部の分断を乗り越え、団結して新たな和平へのアプローチを生み出すための対話の場を創ってきました。

これまでに中東各国やオンライン、また戦後80年を迎えた広島・東京でも対話会合を実施し、パレスチナ和平に向けた東京宣言とアクションプランを採択することもできました。そこでは、ガザ地区の惨状への対処に加え、国際社会への要請、選挙の実施、若者や女性の政策決定への参画などが明記されており、恒久的な停戦や和平の実現に向けたプロセスを進めています。

ここからはこれまで以上に、ガザ地区で取り残された人々やその他の地域(米国や欧州、近隣の中東諸国)などにいる人々の声も巻き込みながら、より多くの関係者とともに統合された新たなプロセスを進めていきます。

本取り組みにかかる経費の一例

  • ※人件費を含まない金額です。
  • ※価格は供給状況により変動します。
1回あたりの対話会合および研修費用
参加者の居住地から対話会合開催地までの往復航空券、宿泊費など
※オンラインを含め2ヶ月に1回程度開催
1回あたり
300〜400万円
飲料水の提供
ガザ北部における200世帯(約1,200名)を対象に、脱塩・消毒をした飲料水1ヶ月分を支援
100万円
生活用水の提供
ガザ北部における200世帯(約1,200名)を対象に、生活用水1ヶ月分を支援
200万円
食料支援
ガザ北部における200世帯(約1,200名)を対象に、米・豆・油・砂糖・芋などの基本的な食糧に加え、野菜や果物を含む栄養価の高い食料パッケージ1ヶ月分を提供
1,000万円

why accept 約15年の活動を通して、紛争解決・平和構築につながる革新的なアプローチを
日本発で生み出してきました。
パレスチナ和平の実現に向けて、
私たちだからこその強みを活かして挑戦しています。

紛争にかかわる当事者が持つ
ユニークな可能性に着目

紛争当事者を脅威とみなすのではなくむしろユニークな可能性を持つ人と捉え、彼ら彼女らが平和の担い手となるための取り組みを行うことで、平和への循環を生み出してきました。

極めて難しい環境下での豊富な
交渉・対話の経験

ソマリアやイエメンといった紛争地の最前線において、軍や情報機関・武装勢力などとの交渉・対話を重ねてきたとともに、非常に難しい分野で様々な前例と確かな成果を生み出してきました。

緊急人道支援を超えた
和解・和平への視座

紛争当事者を巻き込んだ緊急人道支援や地域社会との対話セッションなど、紛争中であっても和解・和平に繋げていく新たなアプローチを確立してきました。

voice 現地で奮闘する
若者たちの声

私たちと共にパレスチナの新たな未来を創るリーダーたちの声をご紹介します。

アハマド・アル=アイディ

VOICE #01 アハマド ガザからの和平に向けた挑戦。
日本の皆様と共に。

私はガザ地区の避難民キャンプに暮らしながら、8年以上にわたって様々な人権擁護活動や人道支援を行ってきました。その中で、ガザ地区の若者の政治参加が制限されていることに強い問題意識を感じてきました。

現在もガザでの人道支援に携わりながら、アクセプト・インターナショナルによる対話会合に参加するだけでなく、周囲で活動する若者たちに参加を促しています。このことは、私のように取り残されたガザの若者もパレスチナ和平に積極的に関わることができる証なのです。

日本は戦争による荒廃から復興し、粘り強さと創造力で国を再建したことを知っています。この歴史は、どんなに過酷な状況でも人々は立ち上がることができるという希望を私たちに与えてくれます。すべての人が尊厳と正義のもとに生きられる世界を共に築いていきましょう。

アシール・オワルタニ

VOICE #02 アシール ガザの未来は若者の手にかかっている

私はパレスチナの若者の啓発や地域活動をリードしてきた経験を通じて、若者たちの願い、そして日常の苦しみに触れてきました。

私が対話会合に参加する理由は、ガザ地区でのジェノサイドが起きている中だからこそ、若者の間の対話と団結によって新たな変化を生み出す必要があると信じているからです。そして私は世界に見てほしいのです。パレスチナの若者は困難な状況の被害者であるだけでなく、行動し、未来を形づくる力を持った存在であるということを。

私は戦後80年の広島を訪れた時、ガザの未来は私たち若者の手にかかっていることを強く実感しました。パレスチナを担うリーダーの一人として、今後も努力を重ねていきます。

vision 今、世界の紛争解決・平和構築において、日本人だからこそできることがあると信じています。 これまで培ってきた紛争地の最前線での経験や知見を活かして、
ここ日本から、パレスチナにおける
新たな和平へ向けたプロセスを支えていきます。

support あなたのご寄付で
できること

飲料水の提供の様子

5,000 10日分の衛生用品×1世帯

ガザ北部の避難民キャンプで暮らす1世帯(約6名)に対して10日分の衛生用品を届けることができます。

避難民キャンプの様子

10,000 1ヶ月分の生活用水×1世帯

ガザ北部の避難民キャンプで暮らす1世帯(約6名)に対して、1ヶ月分の生活用水を提供できます。

ガザの子どもたちの様子

50,000 10日分の食料パッケージ×5世帯

ガザ北部の避難民キャンプで暮らす5世帯(約30名)に対して、米・豆・油・砂糖・芋・果物などの食料パッケージ10日分を届けることができます。

how to support ご支援方法

単発でのご支援と継続的なご支援をお選びいただけます。

supporters 専門家からの賛同の声

国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)保健局長 清田 明宏さん

今回の対話の開催に深く敬意を表します。私たち国際社会は、これまでガザの人々を守りきれず、支援の枠組みも機能しませんでした。この失敗を率直に見つめ直すことが必要です。そのためにも、若い世代が過去の過ちの原因を見つめ、未来への希望を語り合い、長期的な対話を始めることが重要です。取り組みに心より感謝します。

国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)保健局長 清田 明宏さん

防衛大学校名誉教授 立山 良司さん

中東和平実現の道はもう長い間、見えていません。背景には多くの要因がありますが、パレスチナ社会が政治や価値観などでさまざまに分断されていることも大きな理由です。分断を乗り越えることは容易ではありませんが、若い世代が意見をぶつけ合うことで、初めて自分たちの未来が見えてくると思います。対話を通じ、パレスチナの若者たちが新しい未来を切り開くことを大いに期待しています。

防衛大学校名誉教授 立山 良司さん

message 代表メッセージ

パレスチナへの取り組みを始めて約2年が経ちますが、状況は引き続き壊滅的であり続けています。ガザは停戦合意があろうとなかろうと人々の生活は極めて厳しいままです。ヨルダン川西岸でも日常的に国際法違反が続いています。また、そんなパレスチナの未来も極めて不透明であり続けています。特にガザ地区がどうなるのかは誰にもわかりません。

ただ一つ、私が確信しているのは、パレスチナの未来を創るのは他の誰でもなく、パレスチナの人々であるべきだということです。ガザでの人道支援も全く足りていませんが、今こそ同時に分断を乗り越え新たな未来へと繋がる対話が必要なのです。そこにおいて一つ鍵となるのは、多様な政党、組織、そしてガザを含む市民社会の若きリーダーたちだと私は信じています。

ここまで、ガザ北部での人道支援、そして世界各地での対話会合を何度も重ね、各方面からの信頼も深まっています。日本人という善き第三者として、この時代にやるべきことを果たす覚悟です。どうか温かなご支援のほどよろしくお願い致します。

代表理事 永井陽右

代表理事 永井陽右