ガザ人道支援・新たな和平構築に向けた寄付キャンペーン|NPO法人アクセプト・インターナショナル

人道支援と対話構築の両輪で
パレスチナ和平の新たな道を切り拓く

ガザ人道支援・新たな和平構築に向けた寄付キャンペーン

停戦合意後も
予断を許さない状況が続くパレスチナ。
脅かされる命を守りつつ
真の和平を実現するために、
皆様の力をお貸しください。

あなたのご寄付
人々の命を守り
新たな和平への道筋を支えることができます

募集期間
2025.11.18 〜 2026.1.31
現在の寄付総額
508,500
目標金額
40,000,000

現在38人にご支援いただいています

※金額は随時更新されます。最終更新日時 2025.11.19 12:55

situation 混迷を極める
パレスチナ情勢

80年近くにわたる紛争・占領の歴史を抱える中で、2023年10月以降パレスチナ情勢はさらに悪化しています。特にガザ地区では深刻な人道危機が続き、少なくとも6万9千人以上が命を落としたと報告されています(うち2万人以上が子ども)。

2025年10月には停戦合意がなされましたが、散発的な攻撃が継続しており、また全てが不足している危機的状況です。特に飲料水や生活用水といった必需品が手に入らない避難民キャンプが多くあります。

私たちは、そうした取り残されたガザ北部の避難民キャンプで人道支援を実施し、計1万4千人以上に支援を届けてきました。また、最前線において新たな和平に向けた対話や交渉を重ねてきました。

飲料水を受け取りに向かうパレスチナの人々

campaign キャンペーンによって
実現したいこと

これまで生み出してきた確かな成果を踏まえ、
今ここでより多くの皆様からご寄付をいただくことで、さらなるインパクトに繋げていきます。

ガザ地区での緊急人道支援の様子

project 01 ガザ地区での人道支援

現地関係機関と調整・連携しながら、2025年8月22日に飢饉が宣言されたガザ北部にある避難民キャンプにて、今まさに脅かされる命を守るための人道支援を行います。

これまでは特に不足している飲料水や生活用水の供給に加え、石鹸・シャンプー・洗剤・歯ブラシ・生理用品などの衛生用品の配布を主に行ってきましたが、状況は刻々と変わり、ニーズも常に変化しています。例えば、これからの冬の季節には生きるために毛布や防寒着などが必要な場面もあります。

だからこそ、現地と日々緊密に連携しリアルタイムで状況を見ながら、必要ではあるものの不足している支援を迅速に行います。その実現のためにも、柔軟な資金であるご寄付を今まさにお寄せいただければ幸いです。

新たな和平プロセスに向けた対話の様子

project 02 新たな和平プロセスに向けたさらなる対話の促進

上記のような短期的な支援と並行して、中長期的な和平を実現するための対話も今こそ求められています。

私たちはオスロ合意崩壊後の新たな和平への道筋を日本から支えていくべく、パレスチナの主要政党や組織、市民社会の若手リーダーと共に、内部の分断を乗り越え団結していくための対話の場を創ってきました。対話に参加する若者たちは各々の立場の違いを超えて、私たちが実施するガザ地区での人道支援にも関わっています。

これまでに中東各国やオンライン、また戦後80年を迎えた広島・東京でも対話会合を実施し、パレスチナにおける恒久的な停戦や和平の実現に向けた宣言を採択することもできました。

ここからはこれまで以上に、ガザ地区の人々やその他の地域にいるパレスチナ難民の声も巻き込みながら、より多くの関係者とともに新たなプロセスを進めていきます。

本取り組みにかかる経費の一例

  • ※人件費を含まない金額です。
  • ※価格は供給状況により変動します。
1回あたりの対話会合および研修費用
参加者の居住地から対話会合開催地までの往復航空券、宿泊費など
※オンラインを含め2ヶ月に1回程度開催
1回あたり
300〜400万円
飲料水の提供
ガザ北部における200世帯を対象に、脱塩・消毒をした飲料水1ヶ月分を支援
100万円
生活用水の提供
ガザ北部における200世帯を対象に、生活用水1ヶ月分を支援
200万円
食料支援
ガザ北部における200世帯を対象に、米・豆・油・砂糖・芋などの基本的な食糧に加え、野菜や果物を含む栄養価の高い食料パッケージ1ヶ月分を提供
1,000万円
防寒具の提供
ガザ北部における200世帯を対象に、毛布や防寒着などのセットを提供
1,000万円

achievement これまでの確かな
経験・実績

私たちは皆様からのご支援をもとに、ソマリアやイエメンといった難しい現場で紛争当事者を含む組織との対話や交渉を重ね、紛争解決・平和構築における確かな前例を創ってきました。

そうした経験や信頼があるからこそ、パレスチナの未来を担う若手リーダーたちが各々の主義主張を超えて、80年近くにわたる占領や紛争を乗り越えていくための新たなプロセスを始めることができました。

さらにガザ地区での人道支援においても若手リーダーたちを計画段階から巻き込み、1万4千人以上の命を繋ぐための水や物資を届けてきました。

こうした前例のない独立した取り組みは、私たちだからこそ、そして皆様がご寄付を託してくださるからこそ実現できるものです。そのさらなる拡大に向けて、ぜひとも温かなご支援をいただければ幸いです。

対話の様子

voice 現地で奮闘する
若者たちの声

私たちと共にパレスチナの新たな未来を創るリーダーたちの声をご紹介します。

アハマド・アル=アイディ

VOICE #01 アハマド・アル=アイディ ガザから目指す
和平への貢献

私はガザ地区の避難民キャンプに暮らしながら、8年以上にわたって様々な人権擁護活動や人道支援を行ってきました。その中で、継続する占領や人道危機はもちろん、若者、特にガザ地区の若者の政治参加が制限されていることに強い問題意識を感じてきました。

現在もガザでの人道支援に携わりながら、アクセプト・インターナショナルによる対話会合にもオンラインで参加しています。このことは、ガザに生きる取り残された若者もパレスチナ和平に積極的に関わることができる証なのです。そうした形で課題を行動に、希望を成果に変えていくことを目指しています。

最後に、日本は戦争による荒廃から復興し、粘り強さと創造力で国を再建したことを知っています。この歴史は、どんなに過酷な状況でも人々は立ち上がることができるという希望を私たちに与えてくれます。どうか、パレスチナの支援に参加してください。すべての人が尊厳と正義のもとに生きられる世界を共に築いていきましょう。

アシール・オワルタニ

VOICE #02 アシール・オワルタニ 痛みと希望の
あいだをつなぐ架け橋

私はヨルダン川西岸の出身で、パレスチナの若者の啓発や地域活動をリードしてきた経験を通じて、若者たちの願い、そして日常の苦しみに触れてきました。だからこそアクセプト・インターナショナルとの取り組みを通じて、現実を生きる私たち自身の言葉でパレスチナの物語を世界に届けることに強い意義を感じています。

私が対話会合に参加する理由は、ガザ地区でのジェノサイドが起きている中だからこそ、若者の間の対話と団結によって新たな変化を生み出す必要があると信じているからです。そして私は世界に見てほしいのです。パレスチナの若者は困難な状況の被害者であるだけでなく、行動し、未来を形づくる力を持った存在であるということを。

私たちは確かな影響を生み出す決意を持って、今後も努力を積み重ねていきます。ぜひ日本から温かなご支援をいただければ幸いです。

support あなたのご寄付で
できること

キャンペーンを通じてお寄せいただくご寄付は、全て事業費に活用します。

  • ※以下はあくまで一例であり、供給状況によって価格は変動します。
  • ※クレジットカードでのご寄付は3,000円から、口座への直接振り込みは任意の金額をご寄付いただけます。
飲料水の提供の様子

5,000円で 1ヶ月分の飲料水×1世帯

ガザ北部の避難民キャンプで暮らす1世帯(約6名)に対して、適切な消毒・脱塩をした1ヶ月分の飲料水を提供できます。

避難民キャンプの様子

10,000円で 10日分の食料パッケージ×1世帯

ガザ北部の避難民キャンプで暮らす1世帯(約6名)に対して、米・豆・油・砂糖・芋・果物などの食料パッケージ10日分を届けることができます。

ガザの子どもたちの様子

50,000円で 冬を乗り越える防寒着×1世帯

ガザ北部の避難民キャンプで暮らす1世帯(約6名)に対して、冬の寒さを凌ぐ防寒着と毛布を1人当たり各1点ずつ提供することができます。

how to support ご支援方法

以下2つの方法からお選びください。

ご支援に対する御礼について

ご芳名やロゴの掲載

ご芳名やロゴの掲載

期間中に合計1万円以上のご寄付をいただいた方でご希望の方は、ご芳名をガザの現場で掲げているバナーに掲載させていただきます(金額に応じて大きさは変動)。また、100万円以上のご寄付をいただいた方は、お名前・社名やロゴなどを人道支援実施時のプロジェクトバナーに掲載させていただくほか、感謝状をお送りいたします。
※不要の方はご寄付フォームの「その他ご連絡事項」にてお知らせください。

現地中継イベントへのご招待

オンライン現地中継の様子

オンラインでガザ地区と中継し、現場の生の声に直接触れていただけるイベントを計画しています。また、新たな和平に向けた若手リーダーたちによる対話会合の前後での中継もご案内予定です。
※開催時期は未定。決定次第ご支援いただいた方にメールでお知らせします。

supporters 専門家からの賛同の声

国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)保健局長 清田 明宏さん

今回の対話の開催に深く敬意を表します。私たち国際社会は、これまでガザの人々を守りきれず、支援の枠組みも機能しませんでした。この失敗を率直に見つめ直すことが必要です。そのためにも、若い世代が過去の過ちの原因を見つめ、未来への希望を語り合い、長期的な対話を始めることが重要です。取り組みに心より感謝します。

国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)保健局長 清田 明宏さん

防衛大学校名誉教授 立山 良司さん

中東和平実現の道はもう長い間、見えていません。背景には多くの要因がありますが、パレスチナ社会が政治や価値観などでさまざまに分断されていることも大きな理由です。分断を乗り越えることは容易ではありませんが、若い世代が意見をぶつけ合うことで、初めて自分たちの未来が見えてくると思います。対話を通じ、パレスチナの若者たちが新しい未来を切り開くことを大いに期待しています。

防衛大学校名誉教授 立山 良司さん

message 代表メッセージ

パレスチナへの取り組みを始めて約2年が経ちますが、状況は引き続き壊滅的であり続けています。ガザは停戦合意があろうとなかろうと人々の生活は極めて厳しいままです。ヨルダン川西岸でも日常的に国際法違反が続いています。また、そんなパレスチナの未来も極めて不透明であり続けています。特にガザ地区がどうなるのかは誰にもわかりません。

ただ一つ、私が確信しているのは、パレスチナの未来を創るのは他の誰でもなく、パレスチナの人々であるべきだということです。ガザでの人道支援も全く足りていませんが、今こそ同時に分断を乗り越え新たな未来へと繋がる対話が必要なのです。そこにおいて一つ鍵となるのは、多様な政党、組織、そしてガザを含む市民社会の若きリーダーたちだと私は信じています。

ここまで、ガザ北部での人道支援、そして世界各地での対話会合を何度も重ねてきました。各方面からの信頼も深まり、このタイミングでさらに加速させていこうと考えています。日本人という善き第三者として、この時代にやるべきことを果たす覚悟です。どうか温かなご支援のほどよろしくお願い致します。

代表理事 永井陽右

代表理事 永井陽右

faq よくあるご質問

これまでの活動実績について詳しく知りたいです

当法人のパレスチナ特設ページで更新している新着情報記事にて、パレスチナでの活動の進捗がご覧いただけます。また、最新の年次報告書ではそのほかの活動地域での成果や会計報告も掲載しています。

会計報告はどのようにしていますか?

当団体では公認会計士による独立監査人の会計監査を受けており、それをもとに毎年報告書を公開しています。最新の年次報告書の32・33ページをご覧ください。なお、本キャンペーンで寄せられたご寄付を含む2025年度の会計報告についても適切に報告してまいります。

寄付に対するリターンは不要です。どのようにすればいいですか?

皆様からの大切なご寄付をお預かりしていることから、活動のご報告はメールにて送らせていただいております。ご芳名の掲載などが不要の場合は、ご寄付フォームの「その他ご連絡事項」にてその旨ご記載ください。

寄附金控除の対象とするにはどのようにすれば良いですか?

以下2つの方法をご利用いただくと、寄付金控除等の対象とすることが可能です。

公益財団法人パブリックリソース財団が運営するオンライン寄付サイト GiveOne(ギブワン)
GiveOneにて15%の手数料が差し引かれた金額が2ヶ月後に当法人に入金されるシステムです。こちらからGiveOneでの会員登録が必要となります。
※GiveOneから当団体に開示されるのは、ニックネーム、メールアドレス、寄付金額のみとなるため、郵送物をご希望される方はお名前、ご住所、お電話番号を support@accept-int.org までご連絡ください。

佐賀県へのふるさと納税を通じたご寄付
当法人が支部を置く佐賀県へのふるさと納税を通じたご寄付も可能です。ご寄付はこちらのふるさとチョイスのページからお手続きいただけます。
※佐賀県への手数料として15%が差し引かれた金額が当法人に交付されます。
※寄付金額のうち2,000円を超える全てが翌年の住民税や所得税から控除されます(上限あり)。

なお、当法人への直接のご寄付についても寄付金控除の対象にしていただけるよう、現在、厳しい条件をクリアして認定を受けるべく鋭意努力しておりますので、何卒ご理解をいただけますと幸いです。