3月21日(日) 19:00〜20:30
NPO法人アクセプト・インターナショナル

「課題解決・社会貢献・国際協力についてしっかり時間を取って話を聞きたい」
「国際系のNGOがなぜ日本で活動するのか?」
「実際にNGOで活動している人の話を聞いてみたい」
「在日外国人・在日ムスリムに関わる課題について興味がある」
「今の自分になにができるかを知りたい」
一つでも興味があると思ったあなたにご参加いただきたいオンラインイベントです。
お申込みはこちら

こんにちは!
アクセプト・インターナショナル国内事業局長を務める田口です。
大学時代、“世界”という言葉に惹かれ、憧れだけで旅行や留学で計11か国に足を運びました。
渡り歩くことを通じて、自分は「安全で帰ることのできる国に暮らす、ただの裕福な男の子」でしかないということを感じました。
これまで、自分自身がとても恵まれた側にいる人間であることに対してコンプレックスを持っていたため、この気づきはひとつの転機となりました。
それからは、自分がいったい何をすべきなのか模索し続け、さまざまな活動に飛び込みました。
そして出会ったのが、誰一人取り残さない社会を目指すアクセプト・インターナショナルです。
「誰一人取り残さない、たとえ加害者とされる人であっても」
これは、私たちアクセプト・インターナショナルが掲げるミッションです。
2011年、難民が多く住む東アフリカのケニアでわたしたちは活動を開始しました。
そして現在では、ソマリアなどの紛争地で、“元テロリスト”の方々やギャングの若者といった「加害者」とされる人々を対話を通して受け入れ、社会復帰を支援しています。
共感を得にくい支援対象・分野であっても、そこに課題があるならば取り組むべきであるとわたしたちは考えています。
皆さまにとってこのイベントが何か行動を起こすきっかけになれば幸いです。
▼国内活動の概要~日本から、支える。~
2019年末から現在にいたるまで全世界で猛威を奮っている新型コロナウイルス。
国内においてその影響は、日本国民のみならず、言語の壁や文化・所属コミュニティの特性の異なる「在日外国人」にとっても深刻なものとなっています。
彼らが社会からより孤立したり、あらゆる支援から取り残され無いようにすることも喫緊の課題となっていることは、皆さまも感じるところでしょう。
そこでわたしたちは、今まで海外で培った経験とネットワークを活かし、日本国内においても活動を広げるべく、「国内事業局」を新規に設立しました。
そしてまず、在日ムスリムの方々に向け、4か国語に対応した特設サイトを立ち上げました。サイト内の支援窓口には日々切実な相談が寄せられています。わたしたちは、相談者ひとりひとりの声と向き合いながら、共に考え、問題の解決に向けて取り組んでいます。

※在日ムスリムの方々に向けた、支援窓口サイト

※感染予防対策は徹底した上で、必要に応じて支援者と対面でともに困難を乗り越える策を考えています。
今回のイベントでは、日本における在日ムスリムに関わる課題について、また実際の活動内容や事例についてお話いたします。
前提知識は一切不要です。
あなたのご参加を心よりお待ちしております!
▼日時
2021年3月21日(日) 19:00〜20:30 (18:50〜受付)
※なお、10分程度延長の可能性があります。
▼内容
第1部 団体紹介
第2部 事業紹介
第3部 今後の展望
+ 質疑応答
▼講演者
◎田口 敏広

アクセプト・インターナショナル国内事業局長。University of Essex MA International Relations 修士課程修了。UNDP東京事務所、ケニアの開発NGO、旧ユーゴスラビア諸国のシリア難民キャンプなどにて活動に従事。他にも、内閣府国際青年育成交流事業にて代表青年として選出。大学院卒業後、アクセプト・インターナショナルの理念に惹かれ、2020年11月より現職。
▼参加費 / 接続 / お申し込み
・参加費:無料
・接続:ZOOMを使用しての接続を予定
お申込みはこちら
※お申込み後、接続方法の詳細を送付します。
▼外部評価
2020年、わたしたちのテロ・紛争解決に対する取り組みをもとに独自に構築した「RPAモデル」がパリ平和フォーラムで日本から初採択されました。

(※パリ平和フォーラムとは、フランスのマクロン大統領が主導するグローバルなフォーラムです。世界中から選び抜かれた地球規模の課題に対するソリューションが公開され、国連事務総長はもちろん欧米各国の首脳や専門家が集います。)
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