~テロと紛争の解決に向けて~
『“加害者とされる側”を受け入れる』とは?
今般のCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)の拡大に伴い、2020年3月度の当法人主催イベントを中止にさせていただく運びとなりました。お申込者の方には、オンラインでの個別説明会をご案内しております。詳細はこちらをご確認ください。

「テロと紛争の現状を知りたい」
「映像を通じて平和について考えたい」
「ケニアに滞在したメンバーの体験を聞きたい」
そのような思いをお持ちのあなたに向けたイベントです。

こんにちは。
アクセプト・インターナショナル メンバーの山崎です。
テロと紛争の解決をミッションに掲げるNPO法人アクセプト・インターナショナルのケニア事業部員として、現地ケニアのギャングたちと向き合った活動を行なっています。
2011年、当法人の前身団体は、多くのソマリア難民が生活するケニアで活動を開始しました。
それから9年目。
私たちは、国連や現地政府とも協力しながら、若者を受け入れて彼らの過激化を予防したり、ギャングや元テロリストが武器を棄てて社会に戻る支援をしています。
2017年には地域三大ギャング組織の一つ・カリフマッシブを解散。現在は、解散後の就労支援のための新プロジェクトを立ち上げ、プロジェクトの実施・改善を行っています。
今回は、前身団体「日本ソマリア青年機構」が制作し、東京ドキュメンタリー映画祭でも放映されたドキュメンタリー『Real Gangsters: the Unknown World of Eastleigh』を上映するとともに、現地ケニアに駐在した際の活動内容をお話しします。

難民となり避難先ケニアでギャングとして生きるソマリア人青少年たちがいます。
ドキュメンタリーの中では、彼らのような難民を生んだソマリアの内戦とはどのようなものなのか、ケニアに逃れたソマリア人難民の現状や彼らに対するケニア人の見方、ソマリア人難民の声など、現地の実情が収められています。

※ケニアの街の一画。

※ケニアのソマリア人青年、元ギャングたち。
このイベントを通して、
「ギャングになった若者にどんな背景があったのか」
「テロリストやギャングたちになるリスクはどのような状況で高まるのか」
「彼らと共にどのような活動が行われてきたのか」
現地で1年間、真剣に彼らと向き合ってきた経験を元に、お伝えできればと思っています。
普段あまり話すことのできない国際協力や社会問題に関するテーマや紛争やテロに対して何ができるかご一緒に考えてみませんか?
あなたのお越しを
メンバー一同心よりお待ちしております!
▼ケニアの元ギャングたちの声
「偏見を捨てて、俺たちの話を聞いてほしい。それが俺の社会に対する唯一の願いだ。」(21歳)
「社会からどう思われているかはわかっている。それでも、やり直したいんだ。」(25歳)
▼イベント参加者の声
・20代女性(学生)
「ドキュメンタリーの中で元ギャングの話を聞けたのが良かった。」
・40代男性(社会人)
「相手との信頼関係を構築する方法に共感した。」
・60代男性(社会人)
「目に見える形で活動の成果を理解することができた。」

※ドキュメンタリーイベントの様子
▼日時
2020年3月28日(土)15:00~16:30 (14:40~受付)
▼場所
JICA市ヶ谷 601&602
東京都新宿区市谷本村町10-5
(JR中央線・総武線「市ヶ谷」 徒歩10分
都営地下鉄新宿線「市ヶ谷」A1番出口 徒歩10分
東京メトロ有楽町線・南北線「市ヶ谷」6番出口 徒歩8分)
▼内容
第1部 団体説明&活動地紹介
第2部 ドキュメンタリー上映
第3部 ケニア駐在報告
第4部 質疑応答
※会の後、希望者で別会場にて懇親会を行います
▼講演者
◎山崎 琢磨
1997年、神奈川県生まれ。慶應大学法学部政治学科でアフリカ研究会に在籍中。NPO法人アクセプト・インターナショナルケニア事業部メンバー。4年間にわたりケニア事業部の活動に従事。2019年9月まで1年間にわたり現地に駐在し、スマホ修理スキルを用いた元ソマリアギャングの収入創出事業を立ち上げる。
◎秋葉 光恵
1992年、群馬県生まれ。NPO法人アクセプト・インターナショナル事務局長。London School of Economics and Political Science(LSE) 開発学修士過程、St. Andrewsテロ対策コース修了。2018年11月より現職。
▼参加費 / お申し込み
参加費:社会人 1,000円
:学生 500円
お申込みは
こちら
※こちらは1次申し込みとなります。お席の確保については改めてご連絡いたします。
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